*Think Of Me*(ミュージカル、「オペラ座の怪人」より) | ミスター・ビーンのお気楽ブログ

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think of me

Le Fantôme de l'Opéra(オペラ座の怪人)は、フランスの作家ガストン・ルルーが1909年に発表した小説。この原作をもとに多くのミュージカル、映画が作られています。

先ず、ウィキペディァよりその粗筋を引用してみます。


19世紀末のパリ、オペラ座の若手女優クリスティーヌは、自分の楽屋の裏から聞こえる『天使の声』の指導で歌唱力を付け頭角を現すが、オペラ座には謎の怪人が住み着いており、月給2万フランと5番ボックス席の常時確保などを支配人に要求していた。クリスティーヌの恋人ラウル子爵は天使の声の主に嫉妬し謎を解こうとするが、その主こそ『怪人』であり、オペラ座の地下に広がる広大な水路の空間に住み着いた男エリックであった。エリックは生来の醜悪な人相に壊死した皮膚を持つ、見るもおぞましい異形の男であったが、投げ縄や奇術の天才であり、クリスティーヌに恋をしていた。エリックは遂にクリスティーヌを誘拐してオペラ座の地下深く消え、残されたラウルは元ダロガ(ペルシャ語で国家警察の長官という意味)の謎のペルシャ人と共にクリスティーヌを追ってオペラ座の地下へ潜入する。

最近のものでは2004年版のアメリカ/イギリス合作映画(カラー、143分)がありますが、

監督:ジョエル・シュマッカー

出演
ファントム:ジェラルド・バトラー
クリスティーヌ:エミー・ロッサム
ラウル:パトリック・ウィルソン

アンドリュー・ロイド・ウェーバー版のミュージカルをベースに、歌唱部分も吹き替えではなく出演者が歌っています。

2014年1月11日のブログでは、代表曲とも言える「ザ・ミュージック・オヴ・ザ・ナイト(The Music Of The Night)」を取り上げてみましたが、今日は、恐らくこのミュージカルの中で最も美しい歌、クリスティーヌの歌う

「シンク・オブ・ミー Think Of Me」

を取り上げてみました。


Think Of Me


Think Of Me
CHRISTINE:
Think of me, think of me fondly
When we've said goodbye
Remember me, once in a while
Please, promise me you'll try


思い出して 私のことを、懐(なつ)かしんで 私のことを
いつか二人がサヨナラしたときには
ときどきは思い出して、私のことを
お願い、やってみると約束して


And you'll find that once again you long
To take your heart back and be free
If you ever find a moment
Spare a thought for me


そうすれば あなたも気づくわ
もう一度 あの時の心を取り戻し 自由になりたいと願っている自分に
少しでもいい、この先時間が取れるなら
思い出して 私のことを


We never said "our love was evergreen"
Or "as unchanging as the sea"
But if you can still remember,
Stop and think of me


「二人の愛は色褪せることはない」とか
「海のように変わらない」なんて、一度も口にはしなかった
でも、少しでも 共に過ごした日々を憶えているなら
心を静め 思い出して 私のことを


Think of all the things
We've shared and seen
Don't think about the way
Things might have been


思い出して 全てのことを
二人で味わった全てのことを
後悔してはダメ
違う展開もあったかもなんて


Think of me, think of me waking
Silent and resigned
Imagine me trying too hard
To put you from my mind


思ってみて 私の姿を 思ってみて
目覚めているときは 口を閉ざし 運命に甘んじている私の姿を
想像してみて 私の心を
無理にでも あなたを忘れようとしている 私の心を


Recall those days, look back on all those times
Think of the things we'll never do
There will never be a day
When I won't think of you


思い出して あの日々のことを、振り返ってみて 二人過ごした全ての年月を
思い出して この先二度とはできぬ全てのことを
これからも私には 一日だって有りはしないの
あなたのことを思わぬ日は


RAOUL:
Can it be?
Can it be Christine? Bravo!
Long ago, it seemed so long ago
How young and innocent we were
She may not remember me,
But I remember her


まさか あれは?
まさか あれは クリスティーヌなのか? ブラボー!
遠い昔だ、随分昔のような気がしていたが
僕たちは なんて幼く 無邪気だったことか
彼女は僕のことなんか 憶えていないかも
でもこの僕は しっかり憶えているんだ 彼女のことを


CHRISTINE:
Flowers fade, the fruit of summer fade
They have their seasons, so do we
But please promise me that sometimes
You will think
Ah Ah Ah Ah
Ah Ah Ah Ah
Of me!


花は色褪せ、夏の果実もしぼんでしまう
ものには盛りがあるのだもの、私たちも同じこと
でも お願い 約束してほしいの
ときどきは 思い出すって
アハ アハ アハ アハ
アハ アハ アハ アハ
この私のことを!


(ミスター・ビーン訳)



「オペラ座の怪人」2004年映画版 :エミー・ロッサム


Sierra Boggess during the Oct.2nd 2011 "25th Anniversary Concert" in the Royal Albert Hall


サラ・ブライトマン


ジャッキー・エヴァンコ


サラ・フィッシャー


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