ザイラーシュトラーセという小さな通りにあるレストランに入ります。
ウィンナ・コーヒーと名物料理ウィンナ・シュニッツェルで昼食です。
ところで、ウィンナ・コーヒーというのは日本人が勝手に付けた名前で
こちらではそんな言い方はしないそうです(笑)
今日頂いたコーヒーは「アインシュベナー(Einspänner)」という名前で
コーヒーにほぼ同量の生クリームが載っていて、カップではなくグラスに
注がれています。
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-ウィンナ・コーヒー](https://stat.ameba.jp/user_images/20120908/22/jaimeen/df/86/j/t02200147_0800053312178396734.jpg?caw=800)
ウィンナ・シュニッツェルは、ウィーンで一番有名な名物料理。
子牛の肉(または豚肉)の薄切りを平らに叩いてのばし、塩・胡椒したもの
に、小麦粉・といた卵・パン粉を付け食用油またはラードで揚げた料理です。
まあ、日本のトンカツの薄切り版って感じですね。
食べるときはレモンを搾るだけで、ソースはかけません。別名「ウィーンの
草鞋(わらじ)」と呼ばれているそうです(笑)。
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-ウィンナシュニッツェル](https://stat.ameba.jp/user_images/20120908/22/jaimeen/b9/79/j/t02200165_0800060012178396733.jpg?caw=800)
昼食を済ませ、少し歩いてケルントナー通りに出ます。ここはかなり大きな
通りで、北に行くとウィーン最大の寺院「シュテファン大寺院」、南に行くと
トラムが走っている広い環状道路にでます。
我々一行はスワロスキーの店の前で解散、以後自由行動となります。
自由行動になって、女房殿が真っ先に飛び込んでいったのがこのスワロスキ-
のお店(笑)。
小一時間ほどああでもない、こうでもないと物色し、ようやく買い物を終えて
店を出ると午後三時。
まあ、歩けるだけ歩いてウィーンの建物を見て回ろうと相談がまとまり、先ず
地図を頼りに市立公園(Stadt Park)に向けて出発します。
公園は、ドナウ運河から水を引いた小さな運河によって二つに分けられていて、
東側は児童公園のような感じでお母様方が幼い子供たちを遊ばせていました。
その片隅にあったのが、作曲家アントン・ブルックナーの銅像です。
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-ブルックナー](https://stat.ameba.jp/user_images/20120910/16/jaimeen/cb/6d/j/t02200147_0800053312181266704.jpg?caw=800)
さて、公園内の小運河を渡り、西側に行くと今度は大人がゆっくり寛げそうな
広い芝生の公園にでます。公園内の通路の両脇には所々木が生い茂り、その下
にはベンチが有って人影もまばらです。
通路に沿って、色々な人物の彫像がありましたが我が敬愛するフランツ・シュー
ベルトの像もありました。
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-シューベルト](https://stat.ameba.jp/user_images/20120910/16/jaimeen/14/4c/j/o0800053312181266706.jpg?caw=800)
更に、公園の中央部分に進むと、沢山の観光客がその傍で記念写真を撮っている
一際立派な金色の彫像があります。
お馴染みのワルツ王、ヨハン・シュトラウス2世の彫像です。
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-ワルツ王ヨハン・シュトラウス2世](https://stat.ameba.jp/user_images/20120910/16/jaimeen/8e/7d/j/o0800053312181266705.jpg?caw=800)
少し、疲れてきたので公園内の木陰にある野外レストランでウィンナ・コーヒー
で喉を潤し、休憩後公園を後にし、トラムが走る環状道路に沿って国立オペラ座
方面に向かって歩くことにします。
では、今日はここまでということで最後にお馴染みの曲
「美しき青きドナウ」
を聴いてお別れします。
お気づきかとおもいますが、映像の中に冬のヴェルヴェデーレ宮殿が登場します♪