が続きます。
これが「黄金の小道」と呼ばれている道。
昔、この一角に錬金術師たちが住んでいたことからこの名前が付いた
ということです(笑)。
小物や、お土産を売る小さな店が並んでいて素朴な雰囲気を漂わせて
いました。
かつて、この一角にはプラハ城の衛兵、小間使い、宝石職人などが住
んでいたそうです。
ちょうどyoutubeにこの一角を撮影した映像がありましたので、先ず
ご覧ください。
さて、この22番という番号のあるこの青い部屋は何でしょうか?
今は土産物屋になっていますが、かの文豪カフカが当時執筆のために
借りていた部屋だそうです。
こんな小さな部屋から、「変身」を初めカフカの傑作が生まれてきたと
思うと感無量ですね。
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-カフカの仕事部屋](https://stat.ameba.jp/user_images/20120901/17/jaimeen/e9/29/j/o0800053312166544806.jpg?caw=800)
その他、二階に西洋の鎧などを数多く展示している建物などがありました。
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-西洋の鎧](https://stat.ameba.jp/user_images/20120901/17/jaimeen/b0/00/j/t02200330_0800120012166544807.jpg?caw=800)
「黄金の小道」を抜けるとゆるやかな石畳のスロープが続き、そこからは
まるでおとぎ話から抜け出してきたような美しい城下町が見渡せます。
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-プラハ城の城下町](https://stat.ameba.jp/user_images/20120901/17/jaimeen/af/15/j/o0800053312166583399.jpg?caw=800)
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-プラハ城の城下町](https://stat.ameba.jp/user_images/20120901/17/jaimeen/91/5b/j/o0800053312166583398.jpg?caw=800)
その緩やかなスロープを降り、向かう先はヴルタヴァ川に架かる「カレル
橋」。
ヨーロッパに現存する最古の石橋で、1357年に建設が始まり1400年に完成
したそうです。
橋の長さは516m、幅は10m、16のアーチを持ちます。
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-カレル橋全景](https://stat.ameba.jp/user_images/20120901/18/jaimeen/14/ee/j/o0400030012166598149.jpg?caw=800)
カレル橋全景
橋を守るために3つの橋塔があり、旧市街側の塔はゴシック様式の建築とし
て知られています。
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-カレル橋 橋塔](https://stat.ameba.jp/user_images/20120901/18/jaimeen/c4/93/j/t02200165_0800060012166677282.jpg?caw=800)
橋の欄干には彫刻が並んでいますが、その中に「聖ヤン・ネポムツキーの像」が
あります。台座にあるネポムツキーのレリーフに触れると幸運が訪れるとい
う言い伝えがあり、多くの観光客が触れたためにその表面はつるつるになって
います。
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-聖ネポムツキーの像](https://stat.ameba.jp/user_images/20120901/19/jaimeen/68/6f/j/o0800120012166692821.jpg?caw=800)
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-ネポムツキー像の台座](https://stat.ameba.jp/user_images/20120901/19/jaimeen/56/61/j/o0800060012166692823.jpg?caw=800)
あと、面白いのは日本でもお馴染みの「聖フランシスコ・ザヴィエル像」です。
ザヴィエルを支えている一人がちょんまげと刀をさした日本人ということです
が、どう見ても日本人には見えないですね(笑)
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-ザビエル像](https://stat.ameba.jp/user_images/20120901/19/jaimeen/41/72/j/o0800120012166692824.jpg?caw=800)
カレル橋からプラハ城とその城下町を眺めるとこんな感じになります。
![$ミスター・ビーンのお気楽ブログ-カレル橋から望むプラハ城](https://stat.ameba.jp/user_images/20120901/19/jaimeen/f7/6c/j/o0800053312166704443.jpg?caw=800)
今日はここまでということで、最後にスメタナの「わが祖国」の第5曲
「ターボル」
を聴いてみます。
この曲と第6曲の「ブラーニク」は、宗教戦争時代のフス教徒たちの英雄的な
戦いを讃えたもので、ターボルとは南ボヘミア州の古い町の名。
フス派の重要な拠点でした。