*王様と私(3) ―王様は子沢山― | ミスター・ビーンのお気楽ブログ

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首相とアンナ親子が宮廷の謁見の間に入ると王様はかなり
不機嫌な様子です。
そこへビルマの使者がやって来てビルマ王からの貢物とし
て美しい娘タプティムを王に差し出します。
王はその美しい娘がひどく気に入った様子です。

クララホム首相は「今日の王様の謁見はこれで終了。また
日を改めて謁見を願いでよ」といって、アンナを追い返そ
うとしますが、アンナは首相の手を振り払い王様に近づき
自己紹介を始めます。

王様は物怖じしないアンナの態度が気に入り、強引に彼女
の手を引いて後宮に入り、第一王妃のチャン王妃を紹介し
ます。そして王妃に「アンナの助手を務め、かわりにしっ
かり英語を教われ」と命じます。

契約のことで談判を始めようとしたアンナの話をさえぎり
王様は次々と王妃を紹介し、最後にさっきビルマから贈ら
れたタプティムをアンナに紹介します。
タプティムは流暢な英語を話す教養のある娘でした。

王様はアンナに王子たちの教育だけでなく無教養な王妃た
ちにも正しい英語を教えるように、また外交文書の作成も
手伝うようにと命じます。

アンナは、それは喜んで引き受けるが契約にある通り王宮
の隣に自分の住む家を与えて欲しいと要求します。
王様は「王妃や王子たちを教育するのだから宮廷で暮らせ」
と言ってアンナの要求を無視して、今度は次々と王子や王
女をアンナに紹介します。