『地上を歩いた神 シルディ・サイババの生涯』(1049) | 奇跡の聖者 シルディ・サイババ

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Om Sai Sri Sai Jai Jai Sai

『地上を歩いた神 シルディ・サイババの生涯』(ランガスワミ・パルタサラティ著、渡部英機・訳、siba・編 ) 

 

【シルディの現在】(71)

 

 

 サンシュタンの役人の話によると、インド地図にシルディを載せるためには、大変な手間が必要とのことだった。その担当役人は最近着任したばかりなので、シルディを広く報せるための合理的な意見は、喜んで聞きたいと言った。

 先の章で述べられたように、1918年のババのサマディ後、トラストが1922年に形成され、ババの毎日の礼拝と日常管理を行った。選任された団体が1952年に設立され、1960年まで機能した。

 それは訴訟事件に巻き込まれ、ボンベイの法廷はサンシュタンの管理を引き受ける管財人を任命した。管財人は1984年8月まで機能した。管財人から担当役人も一緒に、管理を引き継ぐために、22人の管理委員会がマハラシュトラ政府によって指名された。その時から、サイ・サンシュタンは活動と責任の範囲を非常に制限された。

 読者は、ナラシンハ・スワミジがババの生涯と教えを広めるために基金を携えてサンシュタンに取り組んだことを思い出すだろう。ナラシンハ・スワミジは国中にババの教えを広めることを狙った。

 

 

 (続く)