『地上を歩いた神 シルディ・サイババの生涯』(ランガスワミ・パルタサラティ著、渡部英機・訳、siba・編 )
【シルディの現在】(70)
奇妙なことに、コペルガオン鉄道駅にはシルディへの巡礼を歓迎する旗も立て札もなく、サイババの肖像もない。
コペルガオンは通常の路傍の駅の外見であり、そこがサイババの生涯と時代に関係する伝統の地であることを示すものは何もない。サンシュタンは鉄道当局と交渉して、コペルガオン駅をサイババの地・シルディに近接する価値あるものとして欲しいものである。
シルディのホテルと食堂もよくはない。シルディとサイババについての情報と参考文献は、国内ばかりでなく外国からの訪問者のためにもあるとよいだろう。毎日の礼拝とその時間、巡礼者のための施設に関する情報もない状態である。
(続く)