【7、ババの帰依者】
(上)
ババの親密な帰依者達には、ババが「シャーマ」の名で呼んだマーダヴァ・ラオ・バルワント・デシュパンド、タティヤ・コテ・パテル、カシー・ラム・シンピ、アッパ・クルカーニ、ナラヤン・ゴビンド・チャンドルカール(ナナ・サヘブとも呼ばれた)、ハリ・ラム・ディキシット、アブドゥル・ラオ、バハドゥル・ハリ・ビナーヤク・サテ、ゴパール・ラオ(バプ・サヘブ・ブーティ)、カカ・マハジャニ、G.S.カルパデ、ババに食事の用意をしたバイジャ・バイ(ババは彼女をマミ、おばさんと呼んだ。両者の関係は数多の前生まで遡るという)、彼女の息子タティヤ・コテ、ラダ・クリシュナ・アイ、(ババの名を賛歌を作って広めた)ダス・ガヌー、(ババが最も愛した)学校の教員シャヤマ、ラクシュミ、ラジャンマ(シバンマ)、ウパサニ・マハラジ等がいた。
シルディ・サイババの信頼を得たアブドゥルはババに仕え食事を作ったが、日系カナダ人のケンという名で再誕していると言われている。シャヤマも、インドで勉強している米国人の少年に生まれ変わっている。長年親密な帰依者であり、ババが若い托鉢行者の姿でシルディに来た時、「サイ」という名をシルディ・サイババに付けたマハサパティは、パンジャブ州の(ジュランダールから360㌔㍍)のマルシャ村のランジット・クマール・トレハンとして再誕していると言われている。彼は非常な献身と熱意で、その田舎の地で価値ある奉仕を行っている。彼の今生での感動的な物語は、サルラ・ジョシ女史の本『パス プラディープ』の中に美しく記録されている。
(続く)