日常生活における日記です。

3月末に、国際会議の参加費を近所の郵便局で、先方の国(ポルトガル)へ銀行送金をしに行きました。
多くの国際会議参加費はクレジットカードで済むのですが、たまに、bank transfer しか受け付けないところがあります。昨年もクロアチアの国際会議の参加費を同じ郵便局から送りました。その前は、4ー5年前だったと思います。毎回、これが面倒な手続きで苦労しました。メガバンクだと手数料が6ー7000円位だったと思うので、昨年も郵便局にしました。郵便局は昨年2500円でした。昨年ですが、しかも受付の方では、対応しきれずに、奥から男性の方がやってきて、対応してくれました。さて、今年です。郵便局に入ると、種目別の順番待ちの整理券を取るので、取ろうかなとしているうちに、受付から、お客様どうぞ、と声をかけてくれました。見ると、随分、若い女性だったので、いやーどうせ、対応出来ずに、奥から別の人が出てくるんだろうなと、無理でしょうって雰囲気で、海外送金なんですが、と言ったら、分かりましたと。手続きを進めてくれました。あれっ、出来るのかなぁーとちょっと疑っていましたが、まず、今後のために、ネットからの送金が可能になるように持参した、マイナンバーの登録をしてくれました。
さらに、現金の送金だと、昨年2500円の手数料が5000円となっていたので、私が通帳を持ってきていることに気がつくと、通帳からの送金にすれば手数料4000円で出来ますと教えてくれて、それでやってくれました。しかも昨年は、その時に書いた申請書のお客様控えだけが送金証拠として大学に立て替えで出す根拠資料にせざるを得なかったのですが、その若い女性は、A4 の送金証明書を作成致しましょうか?と言ってくれて、それも大学に提出でき安心して取引ができました。次回からは、マイナンバー登録が完了しているので、ネットからの送金が可能で、手数料も半額の2000円ですむようです。しかし、証明書の作成や申請書類の控えが手元にあるほうが良いので、おそらく店舗でお願いすることになりそうです。
さて、全て滞りなくなく終えて、次回のために申請書類を数セット手渡ししてくれました。その際に、窓口から出てきて、大変お時間を頂きすみませんでしたと言ってくれたのですが、私としては昨年よりやってもらったことが3倍に増えたのに、店舗も空いていたからかもしれませんが、割とスムーズかつ1000円安くなって、ありがとうございましたとお礼を言いました。ついでに、ところで、お姉さん、何年目ですか?って聞いたら、1年目だとおしゃったので驚きました。去年大学卒業して入ったばかりだと。。。まぁ、3月末なのでほぼ丸一年経っているのですが、いやービックリしました。仕事できますねって言ったら、隣の受付のおばさんも微笑ましいお顔でそのやり取りを聞いており、彼女も耳まで顔を赤らめていえいえとちょっと照れておりました。その様子が初々しく、可愛らしかったので、しかも可愛いしって言いそうになったのですが、踏みとどまりました。帰宅してその話を妻にしたら、それは言わないで正解、先方の受け取り方次第ではセクハラになるそうです。危なかった。というか、じゃーナンパもできない世の中かと思った次第です。

さて、4月の中頃に、数学会の年会費を支払いに再び、その郵便局に通勤前に寄りました。今度は午前中でしたのでそこそこお客さんがいたので整理券を取って待っていると、(残念ながら)隣ののおばさんの方に呼ばれて、振込用紙と料金を置いて再び呼ばれるのを待っていました。それで呼ばれてお釣りをもらって、帰ろうとしたら、隣の席の前回の若い女性が、先日の送金は大丈夫でしたかって話掛けて下さいました。覚えて頂いたようです。わたしも、2年目ですねって声をかけると、笑顔で、指で2を作って、はい、2年目ですって返してくれました。なんか、良い気分になって、大学のゼミで学生にこれらの話をしたところ、学生から、なんか良い話、ほのぼのするって言われました。

それで、本日、国際ジャーナルの編集をしている関係でそのプロモーションを私がこの夏に参加する3つほどの国際会議せ宣伝してくれれば、travel grant として、いくらか頂けるとのことで、先方(スイス)から銀行送金をして頂けることになった。まず、みずほ銀行に聞くと、手数料2500円かかるとのこと。ゆうちょ銀行の方が安いかもと思い、webで調べると、5ユーロと出ている。本当にこれだけの手数料ならかなり得。しかし、ユーロと米ドルしか記載がないので、スイスフランがどうなのか、いつもの郵便局に電話する。最初の方では分からず、海外送金担当に変わってもらう。名前をお聞きした。マイナンバー登録をしたか否か聞かれたので先月ちゃんとやってもらったと言い、心配なので私の口座を言おうとしたら、お名前だけで大丈夫ですと言われて言うと、あああー先日のって話になりました。わたしも、彼女の名札を確認してなかったので名前をだけ聞いても分からなかった。先方は、お声でもしかしたらそうかなって思ったらしい。声も名前も覚えてもらえていてなんか嬉しくなった。今度来られた時には名刺をお渡ししますねって言って下さいました。さて、
スイスフランでも大丈夫か調べてもらうため、こちらの電話番号をお教えして、電話を待つ。結果、仲介銀行、ドイツ銀行を通すので問題なし。しかし手数料は、5ユーロだけとは確定しないそうです。
まぁ、手堅くみずほ銀行で2500円払うかとも思ったけど、2度3度とご縁を感じて、ゆうちょ銀行でやってみようと思い、国際ジャーナルの事務の方に、ゆうちょ銀行の情報の方を送った。

普段、全く郵便局には行く機会がないのにここ4週間で、私が若いイケメンならドラマのオープニングみたいな出来事にここにメモすることにした。さて、4度目に名刺をもらえる機会があるにだろうか?郵便局には行く用事はまずないので、そうはならないと思っているが。