経営における理論や思考を通じて

 

実践に役立てる情報を発信します。

 

 

 

変革への挑戦を応援するコンサルタント

 

荒井竜哉です。

 

 



 

昨日の日経平均

 


昨日の日経平均の終値は3万5963円

 

前日比497円高と大幅に反発し、

 

バブル後最高値を更新しました右上矢印

 

 

 

米国市場では

 

ハイテク株を中心に株価が上昇し

 

この影響を受けて

 

東京市場の半導体関連株も上昇し

 

日経平均を押し上げています。

 

 

 

また世界経済に関する総会、

 

ダボス会議が閉幕しましたが、

 

 

 

インフレの心配が強かった昨年と異なって、

 

インフレの収束と政策金利の利下げ、

 

これに伴う経済環境の持ち直し

 

といった楽観論があり、

 

景気の先行きが明るいとの見通し

 

投資家心理を上向かせた背景にあるようです。

 

 

 

売買代金は4兆5000億円を超え、

 

大商いと言われる3兆円を大きく上回り、

 

相変わらず海外から日本への投資が大きいことが

 

うかがえます。

 

 

 

 

 

レジャーホテルに単身宿泊

 

 

先日、秋田県に行った際に

 

ひとり、

 

レジャーホテルに宿泊してきました。

 

 

 

ひとりでレジャーホテルに泊まるのは

 

15年ほど前

 

阿波踊り開催中にホテル難民となった

 

徳島県以来2回目です。

 

 

 

このレジャーホテル、

 

旅館業法に基づくホテルに

 

業態転換を検討しているということで

 

以前、

 

その事業計画の作成を

 

お手伝いしたことがあったので

 

立ち寄ってみました。

 

 

 

そこは

 

一般に想像される1棟型のレジャーホテルとは異なり、

 

複数建物で構成される変わったところなんですが、

 

そんな建物構成の特徴もあってか

 

受付での応対や食事の提供などはとても丁寧で

 

レジャーホテル特有の「いかがわしさ」みたいな空気も

 

感じませんでした。

 

 

 

以前ブログに書いたように

 

レジャーホテルの施設は年々減っています。

 

 

 

出所:警察庁「令和2年における風俗営業等の現状と風俗関係事犯の折締まり状況等について」

 

 

 

 

人口減少に加えて高齢化で利用者は減る一方で

 

ビジネスホテルやシティホテルのデイユースが増え、

 

これが代わりに利用されているともいわれます。

 

 

 

レジャーホテルという業態が

 

利用者を制限するため

 

今後、業態転換するところも

 

増えてくるんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

業態転換で顧客層を拡大するのと同じく重要なオペレーションづくり

 

 

ただ、

 

実際に泊まってみて感じるところが

 

ムダなものが多い、という点です。

 

 

 

レジャーホテルの特性上、

 

人と対面することが少ないよう、

 

室内に個別の設備、

 

例えばレンジやトースター、コーヒーマシンなどが

 

おかれているのはわかるのですが、

 

 

 

部屋の隅にあったスロットマシン。

 

 

 

 

これってどれだけの利用が期待され

 

顧客満足につながるんでしょうか・・・。

 

 

 

またアメニティ類の一部が

 

浴室内にあったんですが、

 

浴室を使えば濡れてしまうので

 

利用されたなかったアメニティ類は

 

拭いたりして乾かす作業が必要です。

 

 

 

アメニティ類の置き場を変えるだけで

 

ずいぶん清掃の手間が省けるようになると思います。

 

 

 

たとえば東横インでは

 

ベッドの足を高くして

 

清掃しやすくしています。

 

 

 

 

 

 

 

ベッドの下に忘れ物をしない工夫でもあり、

 

机の引き出しにものを入れ忘れることがないよう

 

引き出しそのものが存在しません。

 

 

 

こうすることで、

 

忘れ物対応に取られる手間を省くことができます。

 

 

 

人手不足の今、

 

ましては人口減少の著しい

 

秋田県においてはなおさら

 

管理・清掃などの手間を省いていく観点も

 

入れていかなければ

 

いくら顧客層を増やしたところで

 

対応する人材が確保できず

 

ホテル経営を続けることは

 

難しいかもしれません。

 

 

 

業態転換においては

 

顧客層を広げるとともに

 

これに対応できるオペレーションづくりもまた

 

重要になってきそうです。

 

 

 

 

荒井 竜哉

パラレルワークで経営と現場の両面からマネジメントを支援します。

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IBS CONSULTING (for Improving our Business & Society)
中小企業診断士
ITコンサル会社勤務