今週のZではD4を搭載した特空機ウルトロイドゼロが登場しました!
Twitterでお見かけしましたが、D4がネオマキシマ砲、ウルトロイドゼロはプロメテウスを彷彿とさせますね…これは是が非でも解説せねばッ
えーネオマキシマ砲解説、やっとダイナ本編の解説にこぎつけました! 前回までのはプロローグですから!!←
やっとネオマキシマ砲そのものについて語れますので読んでやって下さい。。
▼宇宙開発時代に求められた戦力‼︎
人類を滅亡へ追いやる最悪の兵器と化すネオマキシマ砲ですが、その開発は人間主導。これは"開発されるべくして開発された"というのが僕の持論です。
ポイントは2つ
①宇宙から地球への攻撃情勢
②TPC(地球平和連合)の体質変化
だと思います。
まず①ですが、『ウルトラマンダイナ』はティガ最終回から7年後が舞台です。
この間、強力な推進機関だったマキシマ・オーバードライブは大幅に改良され、「ネオマキシマ」に進化! その「ネオマキシマ航法」はまるでワープ航法のようなビジュアルで、宇宙空間をとてつもない速度で進むことができます。
これによって火星や金星といった惑星間の移動が容易になり、人類は宇宙開拓時代とでもいうべき『ネオフロンティア時代』へと突入…! どんどん宇宙へ進出しよう!困難だけどやってやろう!そういう向上心溢れる時代になっています。また宇宙だけじゃなく地底や海底・極地にも向かっていきます。
その弊害として、人類は多数の地球外生命体や怪獣との衝突の機会を増やしてしまったんですよね。
今まで行かなかった場所へ行ったばかりに怪獣に出くわす、宇宙進出するほど 下等な生物が最近出しゃばってきてるぞ〜とでも言わんばかりに知的生命体が攻撃に来る(機械島みたいな)、、それらに対抗するため 武装の強化も必然的に求められていったんですね〜
そういった情勢を踏まえての②TPC(地球平和連合)の体質変化ですが、ティガの頃と比べるとだいぶ軍事組織の傾向が強くなっています。
前述したように戦闘の機会が増えたことも原因ですが、僕は平和のカリスマ・サワイ総監の不在が大きいと思っています!
なんと1話の時点でですね、サワイ総監が隊長を崩して現場を離れていることが明らかになるんですね。
紹介した「機械島襲来事件」や「クリオモス島でのライドメカ技術提供の会議」のときでも最高責任者として平和と防衛のバランスを絶妙に保っていたであろうサワイ総監がいなくなったことで、組織は軍事組織への変換を早めたんじゃないかと思うのです。
またTPC設立当時の志ざし同じくした参謀達も代替わりし、軍備増強の強い思想を持った人物がいても上から抑えられる人が居なくなったとも見ています。
この2点から導き出されるもの、それは平和のためと称した強力な兵器開発を推進する人物の登場です。
これがまさしくネオマキシマ砲誕生へのプロセスなのです……
▼ネオマキシマ砲始動! その悪夢…
その人物が TPC警務局参謀・ゴンドウ キハチ!
そして人類の生み出した兵器がついにアンコントローラブルになる事件、それが『劇場版 ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の国の戦士たち』です!!
元よりTPCの戦力不足に危機感を強めていたゴンドウ参謀は、人が犠牲にならない・人間の不完全な能力に頼らない・そしてウルトラマンにも頼らない、そんな戦力として ネオマキシマ砲を搭載した巨大戦艦の「プロメテウス」を開発します。ここでネオマキシマ砲登場!!!!
このゴンドウ参謀がいる警務局というのは、ティガの頃にタカ派で通っていたヨシオカ局長がいた部署です。
平和連合の中で唯一 武器を扱うことや戦うことに重きを置いていたこの部門。人類が宇宙に進出してからどんどん攻撃されてる!ウルトラマンなんて正体不明の存在に地球防衛を任せていいのか!ウルトラマンが負けたらどうするつもりだ!と主張して、平和のカリスマ・サワイ総監不在という状況下でついに独自に兵器を運用するようになっていくんですね〜
そしてこのネオマキシマ砲の威力が凄まじい!
マキシマオーバードライブを使った武器ですら強かったのに、さらに強力になったネオマキシマを使ってるんだからとんでもない威力な訳です。。なんとダイナがソルジェント光線を撃っても倒せなかった怪獣を一撃粉砕!それもまだ全力じゃない!!←
フルパワーで撃てば小惑星ひとつ粉砕するほどの威力というから驚き……間違いなく人類最強の兵器です。
そしてこの戦艦プロメテウスの特徴がもうひとつ。コックピット/操縦席が無いのです。コンピューターでの自動操縦、今で言う「AI」が操縦する戦艦なんですね。
ゴンドウ参謀と開発責任者のキサラギ博士は「人間は不完全だ!」任せておけない!といって、機械が自動で最適な攻撃パターンを計算して操縦する戦艦に仕上げたわけです。
ついでに言うと アートデッセイ号と違ってスーパーGUTSに操縦をお願いしなくてもいいので警務局/ゴンドウ参謀が単独で運用可能というメリットもありますね。
このAIシステムにラーニングさせる元データとして、優秀なパイロットであるスーパーGUTS隊員の記憶をインプットしようとチーム全員が呼び寄せられます。
強大すぎる力を機械任せにするということに反発するスーパーGUTS…。ここで博士に煽られたアスカ隊員=ウルトラマンダイナが、AIの操縦なんかで本当に大丈夫なのか、やってみろよ!と自ら実験台になることを志願します。アスカは負けず嫌いですから、自分が倒せなかった怪獣をプロメテウスに倒されて対抗意識を持ってるわけです。記憶抽出用のカプセルに入るアスカ…
ところがこれこそが侵略者の狡猾な罠!!
実はキサラギ博士はモネラ星人によって密かに乗っ取られていて、出来上がったプロメテウスも完全にモネラ星人仕様になっていたんですね〜ッ。
そしてカプセルに入ったアスカからウルトラマンダイナの戦闘思考パターンを抜き取ったばかりか、ネオマキシマ砲とソルジェント光線の撃ち合いでダイナが敗れるイメージをトラウマとして植えつけてしまうのです!
アスカのデータをインプットして再度起動した戦艦プロメテウスは、モネラ星人によって変形、巨大ロボット:電脳魔神デスフェイサーとなり人類に牙を剥きます。
TPCの科学技術と宇宙人の魔手が融合したデスフェイサーですから滅茶苦茶強いです。
応戦する戦闘機部隊なんか物凄い命中精度のガトリングガンで片っ端から叩き落としちゃうんですよね。他にも伸縮自在のマジックハンド・デスシザーやビームでTPCの戦力はほぼ壊滅させられます。
これにダイナが立ち向かうのですが、アスカから抜き取られた記憶で動きを先読みされてしまって全く太刀打ちできないんですよ。モネラ星人の作戦完璧ですよね…。
トラウマ映像を植え付けられて萎縮したダイナを、デスフェイサーは島ごとネオマキシマ砲で吹き飛ばします。
こうして人類最強の兵器は完全に敵の手に落ちてしまったのです。。
映画ではこのあとTPCの総力戦、挫折したアスカの復活、ウルトラ映画ではお馴染みになった超巨大ラスボス初登場と大盛り上がりします← そして感動的な"奇跡"によってモネラ星人は打ち砕かれたのでした。
ちなみに"奇跡"を目の当たりにしたゴンドウ参謀はこのあと別の計画に着手するのですがそれはまた別の解説で……
マインドコントロールから解放されたキサラギ博士の台詞、『不完全な人間に頼らない,自立した兵器を作った、でもそれは間違っていた』『強い力を使うには、それを超える強い心が必要』という言葉は教訓として残り、人類を滅亡の淵に追い詰めたネオマキシマ砲は封印されることとなります。。
(ここで思い出したんですが、銀河伝説でのミライ君の言葉「正義を持たない力がどれほど危険か、彼はまだ知らないんです」って同じようなこと言ってますよね。ウルトラマンの伝えたいことって変わってなかったんだな〜と一人感慨に浸ってしまいました。)
"強い力"である最強の兵器と"心の不在"であるAI操縦でこのメッセージを体現したデスフェイサーは本当によく考えられたキャラクターだなぁと思いました。
初登場で最悪なイメージになってしまったネオマキシマ砲ですが、物語の最終章で"人類の希望"へと変化します。
少し余談を挟んでからその辺りを解説していきます。
Twitterでお見かけしましたが、D4がネオマキシマ砲、ウルトロイドゼロはプロメテウスを彷彿とさせますね…これは是が非でも解説せねばッ
えーネオマキシマ砲解説、やっとダイナ本編の解説にこぎつけました! 前回までのはプロローグですから!!←
やっとネオマキシマ砲そのものについて語れますので読んでやって下さい。。
▼宇宙開発時代に求められた戦力‼︎
人類を滅亡へ追いやる最悪の兵器と化すネオマキシマ砲ですが、その開発は人間主導。これは"開発されるべくして開発された"というのが僕の持論です。
ポイントは2つ
①宇宙から地球への攻撃情勢
②TPC(地球平和連合)の体質変化
だと思います。
まず①ですが、『ウルトラマンダイナ』はティガ最終回から7年後が舞台です。
この間、強力な推進機関だったマキシマ・オーバードライブは大幅に改良され、「ネオマキシマ」に進化! その「ネオマキシマ航法」はまるでワープ航法のようなビジュアルで、宇宙空間をとてつもない速度で進むことができます。
これによって火星や金星といった惑星間の移動が容易になり、人類は宇宙開拓時代とでもいうべき『ネオフロンティア時代』へと突入…! どんどん宇宙へ進出しよう!困難だけどやってやろう!そういう向上心溢れる時代になっています。また宇宙だけじゃなく地底や海底・極地にも向かっていきます。
その弊害として、人類は多数の地球外生命体や怪獣との衝突の機会を増やしてしまったんですよね。
今まで行かなかった場所へ行ったばかりに怪獣に出くわす、宇宙進出するほど 下等な生物が最近出しゃばってきてるぞ〜とでも言わんばかりに知的生命体が攻撃に来る(機械島みたいな)、、それらに対抗するため 武装の強化も必然的に求められていったんですね〜
そういった情勢を踏まえての②TPC(地球平和連合)の体質変化ですが、ティガの頃と比べるとだいぶ軍事組織の傾向が強くなっています。
前述したように戦闘の機会が増えたことも原因ですが、僕は平和のカリスマ・サワイ総監の不在が大きいと思っています!
なんと1話の時点でですね、サワイ総監が隊長を崩して現場を離れていることが明らかになるんですね。
紹介した「機械島襲来事件」や「クリオモス島でのライドメカ技術提供の会議」のときでも最高責任者として平和と防衛のバランスを絶妙に保っていたであろうサワイ総監がいなくなったことで、組織は軍事組織への変換を早めたんじゃないかと思うのです。
またTPC設立当時の志ざし同じくした参謀達も代替わりし、軍備増強の強い思想を持った人物がいても上から抑えられる人が居なくなったとも見ています。
この2点から導き出されるもの、それは平和のためと称した強力な兵器開発を推進する人物の登場です。
これがまさしくネオマキシマ砲誕生へのプロセスなのです……
▼ネオマキシマ砲始動! その悪夢…
その人物が TPC警務局参謀・ゴンドウ キハチ!
そして人類の生み出した兵器がついにアンコントローラブルになる事件、それが『劇場版 ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の国の戦士たち』です!!
元よりTPCの戦力不足に危機感を強めていたゴンドウ参謀は、人が犠牲にならない・人間の不完全な能力に頼らない・そしてウルトラマンにも頼らない、そんな戦力として ネオマキシマ砲を搭載した巨大戦艦の「プロメテウス」を開発します。ここでネオマキシマ砲登場!!!!
このゴンドウ参謀がいる警務局というのは、ティガの頃にタカ派で通っていたヨシオカ局長がいた部署です。
平和連合の中で唯一 武器を扱うことや戦うことに重きを置いていたこの部門。人類が宇宙に進出してからどんどん攻撃されてる!ウルトラマンなんて正体不明の存在に地球防衛を任せていいのか!ウルトラマンが負けたらどうするつもりだ!と主張して、平和のカリスマ・サワイ総監不在という状況下でついに独自に兵器を運用するようになっていくんですね〜
そしてこのネオマキシマ砲の威力が凄まじい!
マキシマオーバードライブを使った武器ですら強かったのに、さらに強力になったネオマキシマを使ってるんだからとんでもない威力な訳です。。なんとダイナがソルジェント光線を撃っても倒せなかった怪獣を一撃粉砕!それもまだ全力じゃない!!←
フルパワーで撃てば小惑星ひとつ粉砕するほどの威力というから驚き……間違いなく人類最強の兵器です。
そしてこの戦艦プロメテウスの特徴がもうひとつ。コックピット/操縦席が無いのです。コンピューターでの自動操縦、今で言う「AI」が操縦する戦艦なんですね。
ゴンドウ参謀と開発責任者のキサラギ博士は「人間は不完全だ!」任せておけない!といって、機械が自動で最適な攻撃パターンを計算して操縦する戦艦に仕上げたわけです。
ついでに言うと アートデッセイ号と違ってスーパーGUTSに操縦をお願いしなくてもいいので警務局/ゴンドウ参謀が単独で運用可能というメリットもありますね。
このAIシステムにラーニングさせる元データとして、優秀なパイロットであるスーパーGUTS隊員の記憶をインプットしようとチーム全員が呼び寄せられます。
強大すぎる力を機械任せにするということに反発するスーパーGUTS…。ここで博士に煽られたアスカ隊員=ウルトラマンダイナが、AIの操縦なんかで本当に大丈夫なのか、やってみろよ!と自ら実験台になることを志願します。アスカは負けず嫌いですから、自分が倒せなかった怪獣をプロメテウスに倒されて対抗意識を持ってるわけです。記憶抽出用のカプセルに入るアスカ…
ところがこれこそが侵略者の狡猾な罠!!
実はキサラギ博士はモネラ星人によって密かに乗っ取られていて、出来上がったプロメテウスも完全にモネラ星人仕様になっていたんですね〜ッ。
そしてカプセルに入ったアスカからウルトラマンダイナの戦闘思考パターンを抜き取ったばかりか、ネオマキシマ砲とソルジェント光線の撃ち合いでダイナが敗れるイメージをトラウマとして植えつけてしまうのです!
アスカのデータをインプットして再度起動した戦艦プロメテウスは、モネラ星人によって変形、巨大ロボット:電脳魔神デスフェイサーとなり人類に牙を剥きます。
TPCの科学技術と宇宙人の魔手が融合したデスフェイサーですから滅茶苦茶強いです。
応戦する戦闘機部隊なんか物凄い命中精度のガトリングガンで片っ端から叩き落としちゃうんですよね。他にも伸縮自在のマジックハンド・デスシザーやビームでTPCの戦力はほぼ壊滅させられます。
これにダイナが立ち向かうのですが、アスカから抜き取られた記憶で動きを先読みされてしまって全く太刀打ちできないんですよ。モネラ星人の作戦完璧ですよね…。
トラウマ映像を植え付けられて萎縮したダイナを、デスフェイサーは島ごとネオマキシマ砲で吹き飛ばします。
こうして人類最強の兵器は完全に敵の手に落ちてしまったのです。。
映画ではこのあとTPCの総力戦、挫折したアスカの復活、ウルトラ映画ではお馴染みになった超巨大ラスボス初登場と大盛り上がりします← そして感動的な"奇跡"によってモネラ星人は打ち砕かれたのでした。
ちなみに"奇跡"を目の当たりにしたゴンドウ参謀はこのあと別の計画に着手するのですがそれはまた別の解説で……
マインドコントロールから解放されたキサラギ博士の台詞、『不完全な人間に頼らない,自立した兵器を作った、でもそれは間違っていた』『強い力を使うには、それを超える強い心が必要』という言葉は教訓として残り、人類を滅亡の淵に追い詰めたネオマキシマ砲は封印されることとなります。。
(ここで思い出したんですが、銀河伝説でのミライ君の言葉「正義を持たない力がどれほど危険か、彼はまだ知らないんです」って同じようなこと言ってますよね。ウルトラマンの伝えたいことって変わってなかったんだな〜と一人感慨に浸ってしまいました。)
"強い力"である最強の兵器と"心の不在"であるAI操縦でこのメッセージを体現したデスフェイサーは本当によく考えられたキャラクターだなぁと思いました。
初登場で最悪なイメージになってしまったネオマキシマ砲ですが、物語の最終章で"人類の希望"へと変化します。
少し余談を挟んでからその辺りを解説していきます。