前回、ネオマキシマ砲が開発の時点で破滅を招く災厄と化していたこと・人類はその教訓を持って兵器を封印したところまで解説しました。
"ネオマキシマ砲の歴史"から話は逸れるのですが、このあと それそのものは兵器でないネオマキシマエンジンまでもが敵に利用されてしまうエピソードがあります。
しかし、ヤオ博士が夢のために開発し、GUTSが強い心を持って引き継いだこのマキシマというシステムは 不思議に人の縁を繋いで平和を取り戻します。
余談になるとは思いますが、ここでネオマキシマが鍵を握る第35-36話「滅びの微笑(前後編)」を解説します。(語ってるだけども言う)
▼ マキシマが繋ぐ「縁」
今世界中どこにいてもインターネットで繋がっているように、太陽系の惑星の間をネットで繋ごう!という「コスモネット計画」がTPCと民間企業によって完成間近になります(民間企業との共同開発というのもリアル)。35話まで来ると、人類の宇宙進出も開拓→開発運用へと徐々に進んでいる様子が伺えますね。
そんな宇宙に進出し続ける人類を妨害せんとする謎の知性体・スフィア(ダイナ通しの敵,エースでいうヤプール,コスモスでいうカオスヘッダー的ポジション)は 地球にある重要施設破壊のため一計を案じてきます。
冥王星に飛び立った宇宙観測船に取り憑き行方不明にすると、捜索に来たネオマキシマエンジン搭載の移動要塞:クラーコフに宇宙船を見つけさせ何事もなく救出させます。
そうしておいてクラーコフの内部に潜入すると内部から増殖、ネオマキシマエンジンを積んだ区画を呑み込んでしまうんですね。
冥王星という 地球から遠く離れた場所で宇宙船を襲うことで確実にネオマキシマ搭載機をおびき出し、そのパワーを取り込む…スフィアは本当に悪巧みが得意です。
スフィアは周囲の物質と融合する特性を持っていて、ネオマキシマエンジンと地表の岩石を取り込むとスフィア合成獣・ジオモスを誕生させます。コイツがまた強い!
電撃のような広範囲攻撃も強いんですが、ネオマキシマエネルギーで強化された亜空間バリヤーがどんな攻撃にもびくともしません。
突進してダイナを地平線の彼方まで吹き飛ばすと(本当に吹き飛ぶ.笑)、市街地にあるコスモネットの施設を攻撃するため地底を進行します…
またしてもとんでもない化け物が生み出されてしまったのですが、前述の冥王星観測の宇宙船…その乗組員が何を隠そう元GUTSのシンジョウ隊員! (ティガファンにとってはシンジョウが宇宙船乗りになっていたこと自体泣けてしまいますね←)
そしてジオモスが狙う重要施設・コスモネットワークツインタワーにいる科学者、その人こそ、機械島襲来時にマキシマ砲をセットした 元GUTSのホリイ隊員だったんですね〜!引き寄せられてる〜〜!!笑
冥王星探査の時から連絡を取り合っていた2人はスーパーGUTSの作戦にも協力します。
そしてこれも巡り合わせなのですが、ジオモスの亜空間バリヤーがネオマキシマエネルギーで構成されていることが判明したとき ホリイ隊員が即座に対抗策を打ち出します。
"相手がマキシマエネルギーなら 反マキシマエネルギーで無力化できる"と…
これはまさしく機械島の無力化作戦の再現なわけですねー!!
すぐに ネオマキシマエンジンを搭載するガッツイーグル等から反マキシマエネルギーを照射してバリヤーを打ち消す一斉攻撃作戦が計画されます。
しかし相手も負けてない! ジオモスが脱皮してさらに強い亜空間バリヤーを使うネオジオモスへと進化します。
バリヤーが破れない、反マキシマエネルギーが足りない…でもネオマキシマエンジンを搭載した戦闘機は他にない…
そのとき「ここにあるぜ!」と助太刀に来たのは西アジア支部に転属していた元GUTS副隊長 ムナカタ・セイイチその人!!
作戦にネオマキシマエンジン搭載機が必要なことを知った元GUTS隊長のイルマ参謀が応援を要請していたという…もうGUTSまみれの作戦になっていきます←
ダイナも復活し、亜空間バリヤーを張られてはGUTS&スーパーGUTSが無効化、またダイナが攻撃するといった具合に連携をキメるとついにネオジオモスを撃破するのでした〜
このように様々な人が引き寄せられ、困難を乗り越えるという不思議な力がマキシマにはあります。
ちなみにこのとき、敗北したダイナが2度目の怪獣出現時に現れず、参謀会議で物議を醸します。物議を持ち込んだのはまたしてもゴンドウ参謀←
映画の事件で"奇跡"を目の当たりにしたゴンドウ参謀は、教訓から学ぶのではなく新しい兵器の可能性を見つけ、次第に組織の中で暴走していくのですがこれはまたの機会に解説を…
次回解説する最終章で、ネオマキシマ砲は人類の希望へと変わります。お楽しみに。