帰国物語 | 躍人日記 2

躍人日記 2

模型とか、日々の出来事とか。

昨日(17日)インドネシアより帰還しました。
久しぶりに得難い体験をしましたので勝手に語ります(時刻は特に註記ない場合は現地時間。ジャカルタやスラバヤのあるジャワ島は日本より-2時間の時差)。

16日の午後3時。出張の業務を終え、現地の仕事場を出てスラバヤ空港へ。
まずジャカルタへのフライトです。出発は18:50ですが、夕方は道路が混むので早めに空港入り。
このフライトは予定通りでまったく問題なし。
6年前に来始めた頃は、こっちのエアラインは遅れるのが当たり前でした。各地の空港のターミナルの工事があらかた終わったので、その影響かな?
ジャカルタは新しい第3ターミナルに到着。去年(だったかな?)に完成したピカピカの巨大なターミナルです。
国際線もここから出るので楽チンです。
ただし国際線乗り継ぎに向かって歩いたつもりが、あやうく出口から出そうになり、係員に呼び止められ「国際線はあっちだよ」と。
ちゃんと案内がいるなんてしっかりしてんじゃん、と思ったですがよく見たら案内看板が悪いので間違えやすい。実際間違う人が多いので専門の係員がいる模様。
こういうところがインドネシアクオリティだな。お国柄だし非難するつもりはないです。
イミグレも通過。ここでも羽田行きのフライトまで時間があるので、有料ラウンジ(1回2000円弱くらい)に入って、軽食で腹ごしらえして、あとはタブレットでネットをウロウロして時間潰し。
ガルーダの羽田行きの搭乗開始が22:50からなので30分前にラウンジを出て、お土産買いながら搭乗口へ。
予定より20分くらい遅れて搭乗開始。
搭乗ゲートを見ていると日本人が意外と少ない。繁忙期じゃないというのもあるとは思うけど、3年前までは半分以上が日本人だった印象。今回は…そうねぇ2割くらいかなぁ。今年はガルーダのチケットが意外と高価。8月末に来たときも、安いの探したらシンガポール航空だったのでガルーダには乗らず。そんな影響かな?
搭乗する機材は例によってエアバスA330かと思いきや、ボーイングA777でした。なんだかんだ言いながらドル箱路線なのか。
搭乗もすんなり行き、ほぼ定刻にスポットを離れ滑走路へ。
このとき僕はすでに映画を見始めこれに没頭。機内がちょっと暑いけど、離陸したら寒くなるからこんなもんかな?
数分経ってふと気がつくと、機体は一向にタキシングをやめない。周りを見たら、機内誌を団扇にして扇ぐ人多数。
「空調装置が不調ですので、一旦駐機場に戻って点検します」とのアナウンス。
また数分タキシングして元の駐機場へ。ここで15分くらい。外から何か繋いだのか、急に涼しくなる。それとも直ったのかな。
「やっぱり直りませんので、機材変更します。一旦降りてください」まじかー。
搭乗と同じゲートから待合に逆戻り。
この時点で出発時刻から1時間経過。
もうそこらへんのお店は殆ど閉まってるし、だからといって寝てたら搭乗できないかもしれないし(実際は係員が起こしてくれるとは思いますけどね、やっぱ不安ですやん)。
悶々と待つこと1時間。この時点で2時間遅れ確定。
そろそろ気になるのが日本に戻ってから。羽田での国内線の乗り継ぎは、ガルーダが定刻なら8:50着で、松山行きが12:30。3時間半はある計算。
しかしイミグレとか税関とかあし、ターミナル間のバス移動を考えたら(羽田は構内鉄道を建設するべき)実際の余裕は2時間半。ギリギリ3時間遅れが限界かな。
あと1時間で出発しなければ松山便に乗れない。
さらに待つこと1時間(3時間遅れ)、ようやくスポットに代替のB777が入って来ました。
これはダメだ。これから準備して搭乗だからさらに1時間以上はかかる。すぐに(簡単なので)唯一メールアドレスを覚えている上司にメール。状況を説明し、総務の担当者に便の変更を依頼してくれるよう依頼。朝これを見たら動いてくれるはず。
ところがこのターミナルの搭乗ゲート周辺はwifiの状態が良くなく、よく切れる。念のために同じメールをもう1回送信。頼むで。
なんやかんやで、ガルーダの羽田行きは実に5時間遅れで出発したのでありました。
機内はwifiのマークはあれど、タブレットで試すとうまく繋がらない。繋がってもどうやら有料。
日本時間の8時になれば会社が動き始めるので、総務も動いてくれる(リアクションのメールが来る)はずですけど、それを確認する術がない。
もうドキドキの7時間です。まあでもなんだかんだ言いながら、到着するのは母国日本。お金はかかっても方法はいくらでもあるぜ。と言い聞かせながらなんとか寝ようとするのでありました。
14:00、飛行機は羽田に到着。きっかり5時間遅延です。
乗ってる我々も大変だけど、折り返し便も数時間遅延確定なわけで、それに乗る予定の皆さんも大変だろうなぁ。
降りたらメールチェック!したいけど、タブレットがなぜだかwifiに繋がらない(後に操作ミスと判明。寝てないとダメね)。仕方なく携帯で会社の総務に電話。
そしたらちゃんと便の切り替えをしてくれてて、ちょっと遅くなるけどこの日のウチに松山へ帰られることが確定。
Flightrader24で僕の乗った便のチェックをして、乗り継ぎまで考慮し、余裕を持って変更してくれてました。なんと有り難いことか。
ゆっくり食事して居眠りして、松山行きに乗ったらなんとプレミアムクラス。空席がないのを総務が交渉してくれて、それほどお金をかけずにこの席をとってくれたらしいです。
もう総務に足向けて寝られませんね。
初めて乗ったプレミアムクラス。座席は広いわ、CAが一人一人に挨拶にくるわ、機内食は出るわ、食後のお菓子も出るわ、なんだこれは。却って落ち着かないじゃないか(笑)

5時間遅れで、帰ってからの予定が潰滅しましたが(歯医者とか行く予定だったんです)、プレミアムクラス乗れていい経験でした。
良かったんだか悪かったんだかわかりませんが、まあ帳尻は合ったということで。