今回はやたらと長いので注意 | 躍人日記 2

躍人日記 2

模型とか、日々の出来事とか。

さてラリーが明けた翌日(8日)、家族旅行の予定であった。
目的地は、愛媛県南予地方。
現在、松山から南の高速料金が無料なので(といっても目的地のだいぶ手前までしか開通してないけどw)マイカーでGOである。
全通してないと言っても、そこはそれ高速自動車国道。8時半に自宅を出て2時間半で愛媛のほぼ最南端エリアに到着。高速ない頃は5時間とかかかっていたはずだ。

さて最初の目的地は…

南レク 紫電改展示館である。まあお約束であろうw。
以下撮影した画像をば。














パーツ類は、このように別に展示されている。




サルベージ作業の様子も写真で展示されている。

この様子、当時テレビのニュースで見た記憶あり。岸壁で見守る人の中に老婆がおり、手を合わせて必死で念仏を唱えていた映像を今でもよく覚えている。
天山艦攻のプロペラも展示されている。



そしてこういうのも展示されている。

1/32(と思われる)巨大ディオラマ。
こちらは1/72。

激しく紫電改作りたくなったw。
お土産物で、しっかりプラモもあったが、そこは踏みとどまったwww


さて、紫電改見た後は、そこから車で5分の小さな港へ。

これに乗って、

海中公園の楽しむのである。
双胴の船体に抱えられるように配置されたキャビン(画像では、水色に白い○が描かれてある部分。空と雲をイメージか?)が、目的海域で沈下するのである。
ただし、

こういう但し書き付き。乗船定員を20名に制限しているとのことだが、理由はワカラン(船体に書かれてある定員は45名だった)。
おかげで、直後に出港する便には乗れなかったが、1時間待ちでその次の便が出る。折角きたのだから、時間を潰して乗船した。
で、キャビン内部はこんなかんじ。

両舷にこのように窓が並ぶ。
出港して10分ほどで目的海域。そこで階段の上のハッチが潜水艦さながら厳重に密閉され、ガコーン!という音をトリガーにキャビンが沈下していくのである。
で、海中公園はこんな感じ。

海水の透明度が低い上に、低性能カメラでの撮影であるのでこの程度であるが、実際はもうちょっとクリア。意外と楽しめる(ジェダイは大喜び)。
実は私は30年ほど前に、ここに来たことがある。あのころはもっと単純な構造のグラスボートだったけど、丁度視界はよく、それはそれは美しい光景であったことを記憶している。
さてここで定員20名の理由が判明する。海水透明度のせいで、両舷の視界が同時にクリアになることが殆どなく、ガイドが「今、右がいいので皆さん右の窓からどうぞー」と。なるほどね。構造上の定員の半分しか乗ってないから出来る芸当ですな。

さて船から下船して、一路宇和島へ。
宿泊が宇和島エリアだった(なんせ予約したのが1週間前。宇和島あたりまで戻らないと泊まるところがなかったw。旅行はもっと計画的にねwww)ので。
でもチェックインまでは時間があったので、

こんなとこや、

こんなとこで時間を潰して。
ちなみにこの天赦園、

このようないい感じの日本庭園なのであるが…
池の鯉に若干問題あり。
人が池のほとりに近寄っただけで…

エサをねだりに来る。その勢いの凄まじいこと…ウナギの養殖場みたいである。
今にもビーチングしそうな勢い。お前ら肺魚か?
ああ、太古の昔に魚が陸に上がったというのも、これを見てると信じられるなぁw

で、夕方、さる山奥の旅館にチェックイン。
窓から見た景色…

山と空しか見えまへん。この夏休み時期に、1週間前でも予約出来るとこからしてあまり期待はしてなかった。静かで涼しかったらそれでいい。
確かに設備なんかは厳しいものがあったが、食事はすごく美味しかった。


さて明けて9日(月)。
9時に宿をチェックアウトして、途中の道の駅なんかでお土産を買いながら、ここへ。

松野町おさかな館である。
水族館である。しかし何故か内陸(というか山間部)にある。不思議に思っていたのであるが、行ってみたらよく分かった。四万十川に棲む魚を中心に展示してあり、おさかな館自体も、四万十川の支流沿いに建っているのであった。
川魚をメインに据えている水族館というのもレアなのではないか?

大変に小さい水族館ながらも、すごくメッセージ性が高くて、来館者に対して「環境」とか「絶滅」とかいうキーワードについて思わず考えさせるような内容。小粒ながらピリリと辛い。ただ水槽がデカイだけの海遊館とかは、一度職員にここを見学させるべし。
しかし、カタイだけではなく、適度な遊び心もあって。この夏休みの売りは、ペンギンの散歩!

飼育員に連れられて、6羽のフンボルトペンギンが館内を散歩しちゃうのである。

これがまあ愛くるしくて可愛いのである。

怖がって泣く子供も居なくはなかったけど、まあそれくらいはね。

で、昼までここで頑張って、途中で素麺流しで昼食を摂ったりして、帰宅の途につきましたとさ。

あーつかれた。