山籠もり終了 | 躍人日記 2

躍人日記 2

模型とか、日々の出来事とか。

恥ずかしながら帰ってきますた。

金曜は一日かけてコースチェック。
落石を撤去したり、草を刈ったり、看板立てたり、テープ貼ったり。
看板・テープというのはこういうの↓。

ん?何がキケンやねん。
このコーナーの出口がこんなになってるから↓

ガードレールも土手もなし。右側が空(そら)、という状態ですなw
コースアウトしたら50mくらいは落ちちゃうのではなかろうか。黄色いのがテープ。タダのビニールの帯。このテープでクルマは止まりませんw。
ここもテープ↓

ここは5m程下に一畳分くらいの地面があって、その下は…20mくらい直滑降かな。だから、このテープでクルマは止まりませんってばw。飽くまで注意喚起のため。
看板その2↓

ピンボケですが、ビックリマークだす。
直線のエンドがクレストになってるでしょ。その先5mで路面がえげつなくうねってて、なんも知らずに行くと腹やらリップスポイラーやら打つよね、という。ビックリだけでは済みませんw

当日(土曜)は雨の中SSスタート(3本)を担当。ホントはそのSSを統括するステージコマンダーなんだけど、人手が足りなくて悠長にふんぞり返ってるワケにもいかず。

最初は順調に行ってたのであるが。
2本目のSSでゼッケン9番まで出したところで、無線に緊迫した電波が。
「こちら○○、なんか近くでガチャーン言うた!」(どうもゴールライン担当)
「だれか見に行かせぃ!」(ゴールの親分)
「人が足りん!」(ゴールライン)
「ぃよっしゃ、ワシが行く!!。12チェックの兄ぃちゃん、スタート止めて!!」(ゴール親分)
「兄ちゃん了解。9番までだしたんで、10番で止めます!」(私)
急いでスタートラインまで行って、カウントダウン中止を宣言。10番のクルーに待機を指示。
「■■さん、こっちから現地確認いきましょか?」(このSS中のトラブルに対応するのはコマンダーの責務)
「いや、すぐそこやから、こっちでやる。止めといてな!」
3分後。
「こちら13チェック、ゴール直前で1台ガードレールに刺さってるけど、通れるからOKや。スタートさせてええで」
これでスタートを再開したのであるが、各車にリタイヤ車有りの情報を伝えねばならず(仕事が増え)、さらにリズムが狂って混乱!泣きそうになりながらなんとかSS終了~。疲れた~。
まあなんとかかんとか1日が無事終了。比較的平穏に終わったラリーだったけど、今回の反省点はラリーのオフィシャル移動スケジュールがすごくタイトだったこと。無茶苦茶であった。もうひとつは、そのスケジュールが原因でオフィシャルミーティングが十分でなかったこと。「各コマンダーが現地でミーティングやれ」という指示だったけど、全体でやってないのは大きい。「言わなくても分かるやろ」という内容が等閑になってしまった。
来年はもっと良いラリーにせねば。

さておき。
先ほどの混乱したSSが終わって、次のSSまで時間があったのでゴール側に打ち合わせに行ったとき、そこのベテランに「お前は頑張り過ぎや」と言われてしまった。うーむ…。