10時からの護衛艦見学に間に合わせるため、早々とホテルをチェックアウト。
快晴である。

バスに乗って「アレイからすこじま」を目指します。
IHI横を過ぎると、いよいよ自衛隊の縄張り。
おおおお、車窓から「おおすみ」級が見える!

ああもうお父さんテンション上がってきちゃったよ。妻子よスマン。今日のお父さんは暴走モード確定だ。
「潜水隊前」というバス停で降りればアレイからすこじま。お父さんのパラダイスであるw


白い橋みたいなのが写ってますが、これは背後の潜水隊の敷地から桟橋にわたるための歩道橋。潜水隊と桟橋の間に道路(県道かな?)とアレイからすこじまがあるんですね。
5分で飽きてウダウダ言い出したジェダイをそっちのけで、壊れた機械のようにシャッターを押し続けるお父さんw
さてやっと受付開始時間9時40分になったので、歩いて5分ほどの埠頭へ。自衛隊の衛門をくぐって桟橋の受付に向かいます。
ここでもひたすらにシャッターを切るお父さん。ジェダイもあきらめた模様w
受付場所にて撮影。

※躍人氏のファッションについての言及は避けられたいw。幼い子供をかかえて旅行してたらこんなになるんである。ということにして頂きたい。
懸命な諸氏には何が写っているかお分かりであろう。右に艦尾が写っているのが「くにさき」。奥に正面を向けて2隻並んでいるうちの大きい方がDDH142「ひえい」。小さい方が今日の見学当番DD129「やまゆき」。
実はwebサイトで当番艦が「やまゆき」なのはリサーチ済み。ちょっとがっかりであったのだが、当番艦にDDHが隣接しているので許すw
さて乗艦。

なんと見学は上甲板のみ!
しかしいいのだ。監視のために甲板に立ってる水兵さんの前で「やまゆき」そっちのけで「ひえい」を撮りまくる変態親父と化すのだw
それはそうと、問題の戦闘通路…

「やまゆき」の甲板であるが、なんと通路の方が明るく見えるではないか…
奥が深い…
なお、アレイからすこじま及び護衛艦見学での画像はこちらを参照されたい。RAWじゃないですけど大きめの画像をご覧になれます。許可のない画像の転用はしないでくださいね。
さて次はここ。

さすが日曜、観光客でごった返しております。
ここはみなさんご存じでしょう。
1/10の大和とか…

艦船模型とか…



実物大の零戦とか…


見ることができます。
他には呉の歴史、日本の建艦の歴史、太平洋戦争の流れ、戦後の造船技術などのパネル展示があります。当然、大和の詳細な解説(生い立ちから建艦技術まで)がありますが、大和を美化する方向に若干のバイアスがかかっているように感じました。
帰りにミュージアムショップに寄りました。
流石にプラモ(WLなど)置いております。ニチモやアリイの大和まで置いてありましたよ。
こんなのまであります↓

躍人氏が購入したのはコレ!

ちょっと高いんですけど…良いではないかw
早速飲むやつ。

ちなみにまだ11時半w
さてさて次はここ!

大和ミュージアムのお隣、てつのくじら館。


巨大な潜水艦「あきしお」がお出迎え。
入場!(ちなみに入場無料。自衛隊えらい。役所の鑑であろう)

すぐ2階と3階に展示があります。
2階は掃海についてのフロア。
水上の機雷を破壊するための20ミリ。

ほかにも以下のような掃海装備を展示。



自衛隊の掃海の歴史や実績、また掃海の方法など丁寧に解説したパネル展示があり、大変に面白いです。
湾岸戦争での掃海部隊の活動を解説した展示↓。

3階は潜水艦についての展示。


「くろしお」の模型。

「くろしお」の深度計。

潜水艦内を再現しているコーナーあり。

なんだと?

じゃあお言葉に甘えてw

ジェダイが「ぼくも~!」だそうで。
潜望鏡も据えてあります。

「よーし。1番と2番発射準備だ」…ノリノリw
ちなみにニコン製。

そしてDASHを過ぎると…

いよいよ乗艦!
士官用トイレ、同シャワー室(写真忘れた)、士官用ベッド↓

士官室↓

艦長室↓

を見たら、いよいよ発令所。ここは撮影禁止である。
まあだいたい映画とかで再現されるいるのとあんまし変わりません。ただしハリウッド映画の原潜みたく広くなく、どちらかというと「Uボート」のそれに近いイメージかも。
中央に海図台。部屋の左舷前側に操舵席(縦舵と横舵の席がタンデム配置)。海図台の前に潜望鏡2基(昼間用と夜間用)。これは生きてて覗かせてくれます。覗くと沖合に浮かぶ護衛艦をきっちりド真ん中に捉えてましたw
発令所の床が一部透明になっていて、下の部屋(魚雷発射管室かな?)が見えるようになっています。
あの巨大な潜水艦ですが、内部公開はこれだけ(涙
ま、十分堪能したからいいか(それでもジェダイが速攻で飽きて愚図ったので駆け足でしたが)。
このてつのくじら館。貴重な普段知ることのできない情報や資料に触れることができ、かつ何を観覧者に見せたいのか明確で、たいへんに面白かったです。
大和ミュージアムはもう行かなくてもいいかな、と思いますが、てつのくじら館はもう一回行きたいなぁ。
以上、長々とおつきあいいただきありがとうございました。