常々、「実家の母」とか「実家に帰って・・・」と書いているのだけれど。
wikiによれば、「実家」とは「その人が生まれ育った家。(通常は)その人の実父母の家」と書かれている。
その定義でいけば、私には「実家」はない。
生まれてから結婚するまでに計6ヶ所の家で暮らしたが、そのうち持ち家だったのは私が小学生の頃のわずか2年程だけ。
経済観念が破綻した父のおかげでその家からは夜逃げ同然に逃亡してw、その後は賃貸の団地やら社宅やら。
私が独身最後の時に親と住んでいた家は社宅だったのだが、そこで父が2度目の自己破産となって職を失い社宅も出ざるを得なくなりw
その後両親が暮らした賃貸住宅二ヶ所には当然私は住んだこともなければ、一晩たりとも泊まったことすらない。
なので私自身にも「実家」感は全くないのであるが、では何と呼べばいいのか?
「母が暮らす家」って書くと母の自己所有っぽいし。
「母が暮らす賃貸住宅」?
これが正確ではあるけど、なんか面倒くさい。
なんで急にこんなことを言い出したかと言えば。
色んな方のブログで語られている「実家じまい」問題を拝読するにつれ、ふと考えたのだ。
「実家じまい」とは自分が生まれ育った、あるいは親が暮らしていた家を、処分すること、だそう。
賃貸の場合は「処分」はしないから、即ち実家じまいそのものがない、ということになる。
やはり賃貸は「実家」とは呼べない?
??
親が賃貸住まいの場合、「実家じまい」と呼べる行為はないということはわかった。
単なる「後始末」ってことなのだろう。
でも。
この後始末、賃貸には賃貸の厄介さがあるから。
何たって解約しない限りは当然ずっと家賃を払わないといけないし。
一刻も早く家財道具を処分しないと費用がどんどん嵩んでしまう!
家財道具を処分するにも費用が発生し、どんなに急いだとしても幾ばくかは無駄な家賃が発生し、長く住んでいるから賃貸の解約時にも恐らく原状回復費用が発生し・・・
一切蓄えのない親だから、結局その費用は私が負担するしかないのかと思うと・・
さ~て、今日は月に一度の「ウェル活」の日。
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