先週久しぶりに上京。半年ぶり? 国立劇場で文楽を鑑賞してきたが、その道中が問題。地下鉄永田町の出口でちょっと迷ってしまった。行きなれている場所のはずなのに。地下工事中で、指示通り、ぐるっと回ったら、方向感が狂ってしまった。一緒に行った友人に、知ったかぶりをしてさっさと移動したけど、あれ?こっちの方向が国立劇場方面への出口?とりあえず地上に出て、自分の居場所が分かり、ほっとする。

東京は工事中が多い。これもオリンピックのせい?経済が活性化していると思えば、良いこと。でも久しぶりのお上りさんには、ちょっと迷惑である。自分が古い人間の部類に入っていることを実感した。

文楽は、吉田玉助襲名披露公演。文楽は人形遣いは勿論重要。3人の人形遣いの息が合わないと、全くちぐはぐなものとなってしまう。黒子や素顔を出している人形遣いが、全く気にならず、人形がまるで生きているよう。 玉助師匠はまだ若々しく、これから文楽を担っていく人である。活躍を期待したい。

ストーリーの展開を義太夫で歌いまくる太夫。義太夫と舞台を盛り上げる音楽は三味線。それに人形遣いが息を吹き込む人形と、すべてが調和して観客を引き込む総合芸術が文楽。義太夫が難しい?それが結構わかりやすいのだ。現代語にとても近い。

今回一緒に行った友人は、文楽を見るのが初めて。プペットを想像していたとかだが、すごい古典芸能でびっくりしたと。すべてが珍しく、興味深かったようだ。百聞は一見に如かず。日本にはこんな素晴らしい芸術が脈々と継承されていることを、若い人に知ってもらうべき。文楽は難しくはない。ユネスコの無形文化遺産に認定されているってことももっともっと知ってほしいもの。