六か月ぶりのCT検査、不定期にやっている血液検査を21日。そして昨日ドクターとの面談。いまだに待っている時間、心が落ち着かない。私の肺の中で3個の癌が、いつ活動のスピードアップモードに入ろうかと、その時を虎視眈々と狙っている。今回か、はたまた6か月後か?
診察室に入る。ドクターの明るい声に迎えられ、ちょっと心が落ち着く。まず血液検査。結果は問題なし。「それでは一緒にCT画像を見ましょう」と言われ、体を乗り出す。右側に6か月前の映像、左側に今回の映像を並べてくれた。画面をスクロールするが、白い大きな部分に目がテン。「これは?」「血管ですよ}「これは?」「以前、ばい菌か何かで炎症を起こした痕でしょう」肺炎の痕のようだ。少し小さくなっている。
そしていよいよ3つのばらばらの丸い形状の灰色の映像が出てきた。
「あまり変化はないですね。」確かに右左の映像に変化は認められない。「6か月たってもこの程度ですから、今しばらくこのまま、治療を開始しないで様子を見ましょう。もしかしたら天寿を全うされるかもしれませんよ」
天寿を全う?なんだか死が実感として迫った。天から授かった寿命が近い未来?
「私の天寿っていくつですか?」
「それは神のみぞ知るですよ。私は神様じゃないからわかりませんね」当然だ。ガン死ではなく、老衰?喜ぶべき?
「このがんは高分化型ですか、それとも低分化型?」以前本で読んだ記憶がよみがえった。確か高分化型の場合、あまり気にすることはないとか。低分化型は即治療に着手しないと命取りになる。
「細胞を調べないと分かりませんが、こんなにゆっくりしているから、高分化型と言えるかな」この言葉にホッとする。「でもガンであることに変わりはないですよ」いつか低分化型に変身するかもしれない。安心せず、かといって過度の心配をせず生きて行こう。
次回は6っ月後。いつもの肺のCT と血液検査。それに今度は脳のMRIが加わった。脳転移を心配しているのか。6か月間、がんを忘れて、生きていくことにするか。
診察室に入る。ドクターの明るい声に迎えられ、ちょっと心が落ち着く。まず血液検査。結果は問題なし。「それでは一緒にCT画像を見ましょう」と言われ、体を乗り出す。右側に6か月前の映像、左側に今回の映像を並べてくれた。画面をスクロールするが、白い大きな部分に目がテン。「これは?」「血管ですよ}「これは?」「以前、ばい菌か何かで炎症を起こした痕でしょう」肺炎の痕のようだ。少し小さくなっている。
そしていよいよ3つのばらばらの丸い形状の灰色の映像が出てきた。
「あまり変化はないですね。」確かに右左の映像に変化は認められない。「6か月たってもこの程度ですから、今しばらくこのまま、治療を開始しないで様子を見ましょう。もしかしたら天寿を全うされるかもしれませんよ」
天寿を全う?なんだか死が実感として迫った。天から授かった寿命が近い未来?
「私の天寿っていくつですか?」
「それは神のみぞ知るですよ。私は神様じゃないからわかりませんね」当然だ。ガン死ではなく、老衰?喜ぶべき?
「このがんは高分化型ですか、それとも低分化型?」以前本で読んだ記憶がよみがえった。確か高分化型の場合、あまり気にすることはないとか。低分化型は即治療に着手しないと命取りになる。
「細胞を調べないと分かりませんが、こんなにゆっくりしているから、高分化型と言えるかな」この言葉にホッとする。「でもガンであることに変わりはないですよ」いつか低分化型に変身するかもしれない。安心せず、かといって過度の心配をせず生きて行こう。
次回は6っ月後。いつもの肺のCT と血液検査。それに今度は脳のMRIが加わった。脳転移を心配しているのか。6か月間、がんを忘れて、生きていくことにするか。