我が家には誰一人キリスト教徒はにいないが、クリスマスとなると、ケーキを食べたがる。子供はプレゼントをせがむ。今年も前々から孫どもと一緒にケーキを作る約束をしていた。と言ってもここ何年かスポンジを焼かずに、デコレーションだけ自前だ。
孫が来ていた日曜日の22日、スポンジを買いにいく。2段仕立ての一番大きなサイズのスポンジ、イチゴ2箱、そしてホイップクリーム。去年は生クリームを30分以上、泡だて器でホイップしたが、今年は右手首を骨折したばかりで力が入らないのであきらめ、出来合いのホイップクリームにした。コクがないけど、マヨネーズのようなチューブに入っているので、デコレーションするには便利この上ない。味より簡便なのが一番。
「ちょっと待って。」と孫娘。砂糖菓子のサンタとトナカイ、仁丹のような銀色のツブツブ、赤や黄色、茶色など色とりどりのつぶつぶを選んでかごに入れた。「いいでしょう?」子供はイチゴだけのデコレーションでは満足しないのだ。それじゃあ、今回はケーキの総責任者に孫娘を任命することにした。彼女は大喜び。
実際、私はイチゴを洗った以外、手を出さず、孫の手先を見守っているだけ。時々下から手が伸び、イチゴをさらっていく者が。3歳の女児だ。「ダメ」と声を上げると、急いで口に入れてしまう。「まっ、いいか」と、一番小さいこの子には皆が甘い。
小3の孫娘の手際よく、きれいに、デコレーションが出来上がった。大きなイチゴがびっしりと並び、サンタもトナカイもいる豪華ケーキ。おまけに誕生日ケーキのようにキャンドルを5本さした。
夕方が来るのを待ちに待ち、キャンドルに点火、ちびの孫娘がの「ハッピーバースデイ」を口ずさみ吹き消した。皆笑ってしまったが、ハッピーなのに変わりはない。早めのクリスマスをエンジョイした。