我が家の前の桜並木が、まさに花のトンネル、満開だ。桜の木々が重なって、見事なトンネルとなっている。でもこの白っぽいい花びらの色が気になる。

 

桜は昔、墓地に植えられ、、死体をエネルギーとして吸い取り成長したという話を聞いたことがある。あまりに美しい桜に死のイメージを重ねたようだ。近年、あと何回桜を見られるかとおもう反面、この不気味さ、もうわくわく感はない。

 

長く生きていると、聞かなかった方が、見なかった方がよかったと思うことがある。特に身近な、若い人の病気など知らなきゃよかったと。またまったく自分とは縁がないがと思っていた病気が宣告されたなど。

 

私は普段血圧は低い。当然血管系は大丈夫と思っていた。ところが2週間前、一過性脳梗塞と診断された。

朝、右目がもやもや、テレビの画面の右上部が黒くて見えない。人間の向かって右側の目がない。誰も一つ目。そのうち眼底から硝子体がじわじわと流れでているような、ぎらぎら感がつよくなる。これがいわゆる緑内障?目はすぐに正常に戻ったが、急いで眼科へ。眼底検査をしてもらう。「大丈夫だったよ」と医者に肩をたたかれた。しかし神経内科の受診を強く勧められ、その結果をすぐに知らせるようにと言われる。

 

そして神経内科で、脳のCT撮影、検査専門の病院でMRI検査を。結果が一過性脳梗塞。いつ大きな発作が起きるかわからないから血液をサラサラにするアスピリンをずっとのむ、ストレスをためず、適度の運動をするなど、脅かされてしまった。あーあ、何も知らなかった方がよかった!