去年は人生最悪の年だったような。人の一生は死を迎えるときに振り替えると、みなプラスマイナスゼロで平等だと考えていたので、比較的順調な人生であった私の今まで、いよいよ不幸が押し寄せるのか。
去年の今頃は、中国で得体の知れない新型コロナ発生で、隣の日本にすぐ入ってくると、社会全体が不安に駆られる。得体が知れないから不安は増すばかり。。実際いまだにコロナはのさばっている。外出せずこもっていたら、ひざ痛で歩けなくなっただけでなく、横になったらそのまま、足がちょっと動くだけで、激痛が走る。寝るのも怖い、起きているのも怖い。最近やっと何とか自分の両足で動けるようになったが、長い道のりであった。
心身ともに苦しい昨今、たった一つ明るく心待ちにしていることがある。
来月始まるNHKの大河ドラマである。実は私の育った埼玉県北、血洗島で渋沢栄一は生まれ育った偉人である。子供の時から「栄一つぁん」「子爵さん」と呼び、小学校のどの教室でも黒板の上の壁に、笑顔で見つめている栄一がいた。
高校までは血洗島出身が誇りであった。が大学で名簿作成のとき、ちょっと躊躇。血を洗った島出身だなんて。皆に気味悪く思われそう。胸を張って渋沢栄一の出身地であるといっても、ほとんどの人は誰?という顔。社会科の教科書に当時は名前さえ載っていなかったのだ。「皿洗い島」の間違いとして名簿にかかれていて、訂正がある人は手を挙げてに、困った。血洗島が注目されるに違いない。確かに注目され、いわれのある地に違いないから、休みになったら訪問したいという友がいた。
のちに伯父に地名の由来を尋ねると、戦で負けた侍たちが利根川を上りこの地にたどり着き、血を洗い、もう戦は2度とやらない、農民になって平和に暮らすと決意したので、気味悪いどころか、平和を希求する地名なのだと。でもやっぱり地名を公表するにはとまどいがあったと。