物理的にも精神的にも忙しくて、結局なにもできない数週間だった。時は私とは無関係に進んでいく。暑くなったり、涼しくなったり、梅雨が戻ってきたり。人の姿がほとんどない日中の公園が、いつの間にかスマホをじっと見つめる若者でいっぱいになっていたり。

私のルーティーン、ベビーシッターは続いている。朝だったり夕方だったり、その日によって夫と交代で、まだ2か月の孫の面倒をみている。一対一の時間は、一日たった1時間ほどだが、ご機嫌の時は良いが、泣かれると大変。泣かれたのでとりあえず抱っこすると、離すタイミングが難しい。

もう十分熟睡していると思ってベビーベッドに寝かせると、パッと目を開けて泣き出す。あたふたとまた抱き上げる。ちょっと抱き方を変えようとすると、うす目をあけて、自分はまだ寝ていないことをアッピールする。生まれて2か月なのに、知恵がつき、体重も着実に増え、私の腕は腱鞘炎気味。腰も張る。でも自分が生きている、役立っていると実感する時である。

肺に3個の影が見つかって半年以上、対応策はないか情報を集めたり、紹介状を書いてもらって病院へ行ってみたりしたが、結局今は何もしないのが一番という結論に達した。その結論に達するまでの経過中、いろいろコミュニケイション上、トラブルがあり、心が本当に疲れた。

ここ一週間、ぼちぼち泳ぎだしている。泳ぐというより、プールのつめいたい水に体を浸し、おしゃべりに興じている時間のほうが長い。ときどき愚痴が出てしまうが、友人には迷惑かもしれないが、私にとってはストレス発散の場。

こうして時が流れ、正常な肉体は衰え、異常な細胞は増殖するかもしれない。しかしこれが寿命なのかもしれない。不安を発散する方法を探しながら、前向きに生きていく道を模索するのが、これからの人生だ。