最近お天気に恵まれない。9月15日は中秋の名月がみられるはずだったし、久しぶりにプラネタリウムへ行くことにした。4歳以上向けの月の特別投影なので、孫を連れて楽しもうと思ったが、新しいことに対して引っ込み思案の孫は、行く気がなく、わたし一人で出かけた。 

プラネタリウム向かう道々、そういえば昔、アメリカにいたとき、「8月15日」だったか、「8月15日の月」という題だったかあいまいだが、そんな映画を見た記憶がよみがえった。映画ウイークと銘打ち、大学の講堂で、世界中の昔の映画を毎晩一作、50セント(?)くらい(1ドルが360円時代だったが、それでも安かった)で提供していた。その一つが、日本をバックにしたこの映画だった。

頭に新暦しかない私は、8月15日なら戦争関係の映画だろうと思ったが、実は旧暦の8月15日で、新暦の9月15日。もう映画の内容は忘れたが、中秋の名月を楽しむ白黒の映画だった。当時のアメリカ人のエキゾティック趣味を満足させる、アメリカ映画だった気がする。

中秋の名月は、古来から一年で一番美しいといわれる。今年はそれが9月15日。実際、満月には2日ほど足りす、13日月。昨晩が満月のはずだったが、昨晩も一昨晩も、もちろん15日の晩も、残念ながら、雲が厚く、月は顔を出さなかった。毎晩、ベランダから空を仰いだが、プラネタリウムの世界は全く再現されなかった。

まだ秋である、来月の13夜か,15夜のフルムーンを期待しようと思う。特別にススキを飾ったりお供えをするわけではないが、時に空を眺め、昔からの日本人の心模様を感じようと思う。、