3月11日がまたやってきた。その前後からテレビ ラジオで特集を組んでいる。

私は枕元にラジオを2台置いて、夜中に目が覚めると、時計代わりに時間を確認している。一つはNHKに、もう一つはTBSに周波数を合わせておき、暗闇でも瞬時にラジオが聞けるようにしている。そのまま眠ってしまって、朝まで耳元でラジオがしゃべっていることがよくあるが。

それでも震災後、いかに自分だけではなく、多くの被災者のための組織作りをしている人の話は、耳をそばだてて聞いてしまうことが多い。

あの日、大揺れし、急ブレーキをかけたまま、立ち往生をした電車の中で、私は過ごしていた。暖かい日差しが差し込んでいた。その時、東北は霙。津波が襲っていた事実は、ワンセグを見せてもらって知ったが、あれほどひどい津波hとは考えが及ばず、これから向かう都内の交通は混乱してはいないだろうと、本当に楽観していた。しかし現実は。。。あの時の人の波、行列の前後にいた人たちの親切などが、今脳裏をかすめる。

あれから6年、私の生活はほとんど変わっていない。私にやれることはないか、考えた。ボランティア参加? 友人と真剣に考えたが、私はガンの手術をしてまだ年月が浅く断念。クラウドファンディングに参加しようかとPCで協力企業を探したこともある。考えることは誰でもできるが、実行に移せなかった。変わったことは飲み物と簡便食品をいつも持参して出かけた習慣。でもいつしかすっかりやめてしまっている。

一方、現地では、絶望、喪失感のなかでも、自分を奮い立たせて、復興創生に頑張っている人たちがいる。
頭が下がる思いだ。日本中が一つにまとまっていたのが、いつしかまた以前のままの自分中心の行動に走っている。ほとんどの人間が、心の進化ができないままだ。

いつ襲ってくるかわからない大震災。心と緊急時の食料などの準備だけはしておかなければ。自分のために。他人になるべく迷惑をかけないように。我が家の玄関には水入りペットルの詰まった段ボールと、緊急時の衣類食料入りのリュックが置いてある。邪魔だと言われながらも、万一のために置いている。

そろそろ中身のチェックをしなければ。