毎日顔と頭が洗えず、外に出る気にならず、相変わらず両目はゴロゴロしていて、手術後の3本の目薬とドライアイ用の目薬が欠かせない。昨日は久しぶりに美容院へ髪を洗いに出かけた。

私は市外に昔からなじみの床屋があり、髪以外に用事があるとき電車に乗って行き、ついでに髪を切ってくる。今まで美容院を利用したのは一度だけ。それも私の希望にこたえてくれなかったので、美容院行きはやめた。今回は天井を向いてのシャンプーでないと、目に水が入ってしまうので、床屋ではなく美容院へと言われていた。

「おばあさんがやっている美容院で、髪を洗うくらいなら、近いし、いいんじゃない。値段も安いと思うよ」と言われ、モノは試しといってみた。古い家で、ドアは開いていたが、中には誰もおらず、床には、湿気取りか、汚れないようにか、古新聞が敷き詰められていた。なんだか古くて清潔感に欠ける。帰ってしまおうか思ったら、80歳前後に見える、小柄なおばあさんが出てきて、「ちょっと待ってね」とまた引っ込む。

又出てきたときは、野菜がはいっているかごを持っている。「もらいもので、ちょっと洗っておきたいからもう少し待ってね。髪はどうするの?」この人が美容師?「シャンプーだけお願いしようかと思って」
また少し待っていると、今度はトイレに行ってくるからもう少し待ってという。

そしてシャンプーをこのおばあさんがやってくれた。店は暗いままで、蛍光灯もつけない。まあ天井を向いて、目にガーゼをのせて、目ををつむっているだけだから、暗さはどうでもよい。おしゃべりなおばあさんで、私の身元調査が始まる。時々「色が白いね,シミがないね。」など明らかなお世辞、そうでなければ目が見えていないのか。「髪は切らなくてもよいの?」これ以上短くしてどうする?商売気もある。

2度洗いせず一度だけのシャンプーで終了。でもサッパリした。鏡の前に移動してドライヤーで乾かす。これで2000円。高いのか安いのか、判断できないが、働き方改革で、生涯現役を地で行ってるようなおばあさんだったが、次回この店への来店はない。