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トレンドカラーの情報を発信する一般社団法人日本流行色協会がお届けするブログです。


HOUSE VISION取材報告です。


4. 数奇の家
(住友林業×杉本博司氏)


生垣、
よーく見ると竹ぼうき!

500本くらい使っているそう。



左は数寄屋、右には茶室。


庭に開いた空間

床材は楠。

すっとするような独特の良い香り。

やはり木の香りって癒されますね・・・

縁台に座って見上げるときれいな空と直線。

シンプルで 癒されて 美しい空間でした。


庭には苔が敷き詰められ
茶室があります。

茶室の屋根は経年変化をしたトタンで
雨の日は雨音が響くそう。
雨の音を聴くということで「雨聴天」という名前にしたそうです。


土壁を塗って仕上げる前の壁の骨格を活かした外壁


雨が降り込んだりしないように
毎晩ラップを巻いて
朝にはラップをとっているそうです!!



沓脱ぎ石に
光学ガラスの自然割肌を配置。

光学ガラスは
均質で透明度が高く
カメラレンズなどに使われるもの。

これだけ大きいとっても高級で
車は余裕で買えるのではないかと・・・


杉本博司氏が設計した
直島の御王神社の
ガラスの階段でも使われていて
とても印象的だったのを思い出しました↓

(2009年に訪れたときに撮影したものです)



綺麗に生えた苔庭の苔は
毎日、一時間置きくらいに
住友林業の方が当番制でお水をあげているんですって!

裏にはじょうろが常備されていました(^^)





5. 家具の家
(無印良品×坂茂氏)


柱や壁の代わりに
家具を家を支える構造体として設計しています。





こちらも
外に向かって大きく開いています。





続きます!

★tm

HOUSE VISION
3つ目の棟は


3. 地域社会圏―シェアリング・コミニュニティ
(未来生活研究会×山本理顕氏、末光弘和氏、仲俊治氏)



こちらはシェアリング・コミュニティという提案。

500人の地域社会圏(地域のようなもの)を考えたときに、
どのような住み方ができるのかについての研究をし、

占有面積を出来るだけ小さくして
共有面積を大きくした賃貸住宅「イエ」としています。


「イエ」は
見世・・・外に向かってガラス張りになっている開いた空間
寝間・・・プライバシーの高い空間
で構成され、

立方体を1つのユニットとし、
例えば見世を多く借りてショップを開いたり、事務所にしたり
寝間を多く借りて従来のようなプライベートスペースの多い家を作ったりと自由に構成できるそう。


トイレやシャワー、キッチンは共有だそうです。

↑上は店舗(見世)、下の階を寝室(寝間)にした例


↑洋服レンタルのお店(見世)

↑ゲストルーム(寝間)


エネルギー、交通、介護、看護、福祉、地域経済など

1住宅=1家族としていた関係を見直そうという提案だそうです。



正直、ちょっと難しくて
まだ私にはきちんと理解が出来ていないような気がします。

自由にユニットを組み合わせることができる
大きなシェアハウス×オフィス×地域社会という感じなのかな?


理解が浅い状態の
とても浅はかな感想ですが

ストイックな立方体の集積ではなく

自由で有機的な空間を作ることができたら
豊かな感じがするのかなと思いました。

(分かりやすいように立方体のユニットを作っているのだと思いますが・・・)


これが「地域」と考えると

共有のトイレ、シャワー、キッチンもちょっとなー
バスタオル頭に巻いて、
バスローブで歩き回るわけにもいかなそうだし。
毎日気が抜けないわ。


なんて、すごく近代生活に毒された
現実的なことを考えてしまいました。
すみません。


もっと崇高な考えがあるのだと思いますので

実際に行って感じてみてください。

で、感想を教えてください。


HOUSE VISION

3/24まで開催しています。



つづく・・・

★tm





HOUSE VISION 7棟
(6つの家と1つのシェアリングコミュニティ)のうちの1つ目は


1. 住の先へ―懐かしい未来の家を考える
LIXIL ×伊東豊雄氏


外と中がゆるくつながる

木製のルーバーは閉じたり開いたりして
快適な日差し、風通しを得られます。

中は土間があり
半屋外としてさまざまに活用されます。

土間は保水性のタイルで、
打ち水をして
涼をとることもできるそう!





2. 移動とエネルギーの家
(Honda×藤本壮介氏) 



全ての境目が無く
シームレスにつながる家。

日に焼けそう・・・

外と中もシームレスなので
電気自動車もキッチンのすぐそばに!


太陽電池と都市ガスやプロパンガスで発電し
余ったら蓄え、
それを家の中で循環させるという

エネルギーの循環システムの提案。


また、ホンダさんらしく
「シームレスな移動の循環」ということで
外の移動
街中での移動
徒歩圏内の移動
室内の移動
歩行のアシスト(移動)という
それぞれの状況に合った二輪車、四輪車も提案されていました。


下の写真は歩行のアシストです。




今回HOUSE VISIONでは

外と中の境界をなくす
あいまいにする、
ゆるく区切るという テーマが多く見られました。



それって、考えてみれば

外と中を障子や格子、すだれなどで穏やかに区切っていた

昔の日本の生活そのもの。


近代化するにつれて
環境から身を守るため
セキュリティのため
外部を遮断するような壁を作ってきましたが

また あるべき姿に戻ってきているのかもしれませんね。


エネルギーの使い方や

断熱材、ガラス、サッシなど

様々な技術の進化も
それを後押ししてくれているのでしょう。


これからの「家」、
とても大きく豊かな可能性を持っているように感じました!




ご報告続きます(^^)

★tm











HOUSE VISION
2013 TOKYO EXHIBITION
 

へ行ってきました。



ホームページより抜粋すると・・・

「新しい常識で都市に住もう」
21世紀の日本という土壌に、どんな家を建て、どんな暮らしをするのか。
日本のものづくりが変化してきており、家電製品単品ではなく家そのものが総合家電へ進化し始めている。
そんな中、すべてにおいて本質を捉え直し、家を軸とした新しい都市の独創性を生み出す試みを形にした展示会です。

また、今回の展示会に限らず、HOUSE VISIONとは、日本人の暮らし方を具体的に提示するためにつくられた情報発信と研究のプラットフォームであり、研究会、シンポジウム、書籍、展覧会など さまざまな方法で、住まいの「新しい常識」を発信し、議論を交わしていきたいということです。



会場内は観覧ブリッジを歩いて
7棟の家を見ていきます。

この観覧ブリッジは
再利用しやすいよう
標準サイズの角材をできるだけ加工せずに組んでいるそう。
閉会後は、福島県で使われるとのことですよ。

最初は足場を使う予定だったのですが
住友林業さんのご提案で木を使うことができたそうです。


全体のディレクションは原研哉さん、
会場構成は隈健吾さん。

会場全体に木の香りが漂って
青海駅前の荒涼としたイメージ(すみません)を和らげ
あたたかい雰囲気にしていました。


観覧ブリッジからつながる7棟の家、

次のブログで1つづつご紹介したいと思います。




★tm
















KITTE レストランフロア5,6Fの中で
デザインやインテリアが気になるお店をご紹介します。



京都のおばんざい 菜な


丸いライトがお祭りの提灯みたい。

オープンキッチン


苔ガーデンの上にお座敷!


個室ゾーンは
本格的な和のしつらえ×床に流れる映像の水。


こちらの個室は洋テイスト×和




くし路


こちらにもカウンター。
ライトがモダン。



そして同じような仕切り。

区切っているけど、透けて見えて外とつながっている、
そんなちょうど良さがありました。

和食のお店も
ところどころ「洋」「モダン」といった要素を取り入れて
重くなりすぎずに仕上げているのがポイントです。




過門香


こちらは和とはぐっと変わってグラマラスな空間!
レディッシュパープルのお部屋。



6Fの廊下の壁




アルカナ東京KARATO

アルカナ伊豆の東京版レストラン。

アルカナイズでも売りのオープンキッチンをこちらでも取り入れています。

キッチン前には一枚板のカウンター。
お料理をしているところを見られる特等席。


店内には春夏秋冬を表すカラーのアートが飾られていました。


外の席は季節の良い時期に気持ちよさそう~

グリーンの丸いライトは
伊豆の緑や水の泡をイメージさせます。



他のレストランも見てきたところ
「オープンキッチン」のお店が非常に多かったのが気になりました。


食の不安が広がる中、
「ちゃんと作ってる感」が大切なのかもしれませんね。



地下B1は

日本全国味めぐり ということで
ご当地銘品が集まっていました!

後日、そちらもご報告しようと思います。

★tm



KITTE取材報告、しつこく続きますっっ

ライフスタイル、雑貨で気になったお店をご紹介しようと思います。



uka -Total Beauty Salon-

ネイル、ヘッドスパ、美容院のトータルビューティーサロン。


ネイルブースはエキゾチックなイメージ。
モロッコのような、インドのような。


ネイルの体験もしていましたよ!

実は東京駅周辺って
ネイルサロンがあまり無かったので
近くのOLさん達も助かりますね!

(素晴らしい立地なので少しお高めなのが残念)


ヘッドセラピールーム

カーテンを閉めると個室になるそうです。


ヘアサロンは外光が入る明るい空間。


シャンプーバーでは毛質・状態に合うシャンプー・トリートメントをチョイス。


こちらの個室では、

すべてのメニューを受けることができます~贅沢!
ちなみに個室使用料は7350円。
2つ以上メニューを組み合わせると3150円で使えるそうですよ。

オープン記念で〒マークのオイルがありました(^^)




マルノウチリーディングスタイル

楽しい読書スタイル、豊かな暮らしをテーマに
本、文具、雑誌とカフェコーナーも併設。


木製の棚が温もりを与えています。


本のすぐわきに、壁掛けグリーンの販売。
まるで自宅の本棚のようなイメージですね。


カフェコーナーは広くて気持ち良いカウンターが!


長居しちゃいそう~


和テイストの雑貨もそろっていました。



Snow peak

アウトドア用品専門店ですが
ここKITTEではガーデンアウトドアということで

特別なシチュエーションだけではなく
気軽に暮らしの中に取り入れてもらおうというコンセプトだそう。

丸の内×アウトドア 今まで無かったかも!



中川政七商店

日本の丁寧な暮らしを提案。

KITTEならではの〒シリーズ、お土産によさそう。




MOORIT

イギリス、スウェーデン、アメリカ、日本、カナダ、ペルー、ウルグアイなど
世界中から集めた糸の専門店です。

ニット帽を作ろう!とか
楽しそうなワークショップも開催予定だそう。

古い形の窓枠と

毛糸の棚が合いますね。

毛糸の温もりも相まって
新しいはずなのに懐かしい・・・そんなインテリアでした。



_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

最近多くのお店が専門の物だけでなく、
その周りのものも一緒に展示販売をする
「ライフスタイル提案型」になってきているのを感じる一方、
専門性を高めたマニアックなお店も人気を集めています。


消費者の動向に合わせ
ライフスタイル提案をするか 専門性を高めるか・・・
中途半端は厳しくなってくるかもしれません。



残るはレストランフロアです!
★tm



KITTE取材報告続けます!


KITTEはショップ、レストラン合わせて98店舗もあります。
年齢層は30代~40代をターゲットにしているようです。

1F ショップ&カフェ
2F レディスファッション
3F メンズファッション、小物、生活雑貨
4F 生活雑貨
5・6F レストラン

ファッションのフロアは春夏に向けた品ぞろえ。
予測通り、今年は明るく鮮やかなカラーが出そろっています!



CASA VIA BUS STOP


こちらでは家具も取り扱っているのだとか。
家具もとってもカラフル!

レディスウェアだけではなく、
素敵な雑貨などもたくさん置いてあるので
男性でも、ちょっとしたプレゼントを買ったりするのにお勧めです!



Salon de Balcony


こんなほっこりとした和食器も。


モダンなお着物コーナーも。
このディスプレイ用モダンな和箪笥、欲しい人も多いのでは。


どのお店も、
大きな窓から光が入ってとても良い雰囲気です。



天井の配管などを出したデザインにしているショップがとても多かったです。
配管むき出し、窓枠は共通・・・同じ条件でも
各店舗の個性が際立っていました。


最近では、ディスプレイにグリーンが欠かせません。


レディスファッションでは
明るい色・鮮やかな色がたくさん出ていますが

見て回ったところ、特にライトイエローが目立っていました。


明るく爽やかで、
春を迎える嬉しい気分にぴったり。


鮮やかカラー、
今春夏がピークだと思いますので

思う存分楽しんでおきたいですね♪



ご報告続きます。


★tm



KITTEでは
古い建物を活かして作っているというメッセージが
ところどころデザインに落とし込まれていました。


ショップのあるゾーンの廊下天井は
配管が出ています。
でもそれが空間に軽さを生み出している感じ!



JPタワー ホール&カンファレンス(貸し会議室、ホール)

ホワイエでは昔の柱と梁、窓が使われています。

窓の外には東京駅!


600平米の多目的ホールもクラシックなイメージに作ってありました。


東京駅徒歩1分というだけあって
利用料金はそれなりですが、もう申込みが結構入っているそうですよ。



こちらは
旧東京中央郵便局長室。

1931年創建当時の雰囲気を感じられるよう、
内装を保存・再建してあります。

羽目板や建具などはいったん取り外し
補修をして設置しなおしたそう。


この局長室から見る東京駅舎もとてもきれいでした。

こんなお部屋で働いていたら心が豊かになりそうですね。


KITTEは東京駅目の前ということもあって
色々なところから東京駅舎を眺めることができました。



6F屋上庭園「KITTEガーデン」からの眺めも良かった!
手を伸ばせば届きそう。


丸の内口を一望


KITTEガーデン、ぐるっと回遊できるようになっていて
気持ちよい風にあたることができます。



ところで・・・最近OPENした商業施設では
座るところをたくさん作ることがトレンドですが
KITTEではあまり見当たりませんでした。


各階のエスカレーターわきに6席位と
KITTEガーデンの出入り口にソファ


地下にあった長~いベンチくらい。


丸の内は、
街の通りにベンチを置いているので、そこで座ってもらって
街に賑わいをっていうことかな?



ちなみに・・・
取材でいつもするのがトイレチェック。

結構トレンドが出ているんです!

KITTEのトイレは
木の模様をそのまま出した
明るめのウォールナットのような
少しグレイッシュな柔らかいブラウン。
(おそらく木目シートだと思います)

ごみ箱と濡れた手を乾かすマシンが
ピカピカのポリッシュされたシルバーで、

それが全体をすごくモダンな印象に見せていました。



まだまだ続きます!

★tm
















1931年、日本最大級の郵便局として
東京駅丸の内に建造された東京中央郵便局。

昔の姿を極力残しながらリニューアルしました!


郵便局の方は夏からOPENしていたようですが

2013年3月21日、商業施設 KITTE(キッテ)がOPENします。
OPENに先駆けて
取材に行ってまいりました。



KITTEはB1~6Fの7フロア。


自然光が入る気持ち良い吹き抜け空間です。

「想い桜」

日本画家の千住博氏の描いた桜の下絵を拡大プリントし、

千住氏と一般公募で集まった参加者が
一緒に完成させた絵なのだそう。


1Fのお店はどこも天井が高くて気持ちいい空間になっていますね。


千疋屋さんは
天井高を活かし、フルーツをイメージしたシャンデリアを設置していました。



KITTEの目玉の一つが
JPタワー学術文化総合ミュージアム
「インターメディアテク」


日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館(IMT)が運営、

東京大学の学術文化財を常設展示しています。


展示するだけではなく

「間メディア実験館」として
歴史性と現代性をつなぎ、さまざまな文化創造を試み発信していくそうです。



展示に使われているケースや棚は

東大でずっと使われていたものを
そのまま、もしくはリデザインして使っているのだとか。


こんなワークショップスペースも。タイムスリップしたみたい!


古い建物の梁や
配管がデザインの一部になっているようでした。


旧東京中央郵便局の写真なども展示されています。


上の階へつながる階段を上がると・・


目の前には鳥の剥製がたくさん!



ラボのようなところも。




古い旧郵便局舎が持っていた大規模空間を「大きな空間」としてそのまま活かし、
木の床も保存、
古い鋼鉄製の窓枠の一部は展示用フレームに転生させ、
カウンターで使われていた御影石、扉などの
歴史を刻んだ建築部材も空間の中に転生させて使われているそうです。
「転生」と「継承」として見事な空間を創り出しています。


何の前知識もなくいきましたが
とにかくかっこいい!
なんだかとってもかっこいい!

今までも、古いものを活かした空間はあったと思いますが
展示棚や展示物にいたるまで
ここまで徹底しているところって無かったのでは。
しかもそれがすごく新しく見えるのです。


確かな歴史の厚みと新しさ、
デザインされたものとデザインされていないもの。

ここだけ見に行くだけでも価値があるのではないでしょうか。



取材報告、続きます ^^
★tm

















街づくり・店づくり総合展のご報告
最後はやっぱり色の話題を。



KAWAJUNのパブリック・ファニチャーの
椅子のカラーリング。

気になったのは
ライトパープルです。


こちらのシリーズにもライトパープル。


こうして色のバリエーションとして並んでいると

たくさん色があって綺麗だなーっと思うだけで
あまり気にならないかもしれませんが・・・

パープル系って珍しいと思います。

ピンクやライトブルーはあったけど

特にライトパープルはあまり家具に使われてこなかった色なのでは。



実は
インターカラーでも

JAFCAでも

2013年春あたりから
このライトパープルが新鮮に受け止められるだろうと
トレンドカラーの提案の中に入れていたのです。

実際に動いてきたかな?と
少しだけ感じることができました。




街づくり・店づくり総合展、

他にも気になる展示がたくさんありました(^^)


自分のお仕事に直結しない展示会でも
実際に行って
自分の目で見てみると
気付きや刺激、「へぇーーー」がたくさんありますね!



★tm