jaeyeong92のブログ

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韓国(桓国)の後天完成道法である石門道法の石門呼吸を日本人の方々にお伝えするためのブログです。道縁のある日本人の方々に石門道法が伝わることを切にお祈りします。
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1部 太空創造役事と後天完成道法
1章 太空

4. 人間
4) 人間の存在性と存在価値及び生命創造の鍵、息


自分の《根本の座》を探すための光の上昇は、どう成されるのか。その秘密は、正に「呼吸」にある。天は、人間が自分の《根本の座》に帰れるようその手掛かりを生死に関わる呼吸の中に残して置いた。《後天》を指して天地人が一つになる時代であると言うのは、呼吸の中にある秘密が明かされ、人間が自ら《根本の座》を探すことができる道が開くからである。

呼吸は、既に人間の生とその根本である天を繋げている。人間は、そのような天との繋がりを通じて自分の《本》と正体性を維持・管理・発展させて行く。これは、創造の際成された根本の摂理である。このような呼吸には、「息」と「息吹」があるが、人間の存在性と生命の創造に関する鍵は、息にある。息は、個体を存在させる光(道光神力、気、エネルギー、情報等)であるが、生物であれ無生物であれ全ての天地万物は、息を通じて互いの光を交流・共感・疎通し、自分の《本》と正体性を維持・管理・発展させながら一つのネットワークを造成し、形成して作る。このような息は、生物が持つ息と無生物が持つ息に仕分けることができ、生物が持つ息の中で人間の息は、《本》、《体》、《用》の価値観と観点で三つに分けられる。

一つ、《本》の価値観と観点で人間に最も重要な息は、上丹田如意珠(上珠)、中丹田如意珠(中珠)、下丹田如意珠(下珠)の息である。先ず天の《道光神力》の中で人間の《本》と正体性を形成し、維持・管理・発展させることに必要な総体的な《道光神力》が「天門」である百会を通じて《上珠》と繋がっているが、この時呼吸する息が「上珠の息」である。次に人間の《本》と正体性を形成し、維持・管理・発展させることに必要な知恵の光は、「慧門」である大椎を通じて《中珠》と繋がっているが、この時呼吸する息が「中珠の息」である。最後に人間の《本》と正体性を形成し、維持・管理・発展させることに必要な生命の光は、「生門」である命門を通じて下珠と繋がっているが、この時呼吸する息が「下珠の息」である。

二つ、《体》の価値観と観点から見た息にも基本的な三つの要素があるが、それは、「皮膚の息」、「睡眠の息」、「穴の息」である。皮膚の息は、各個体を中心に半径3m以内の生気と交流・共感・疎通する息であるが、最初は、活発に行われて人性が現れ始める8歳以降からは、徐々に弱まり、第2次性徴が落ち着く24歳以降は、基本的水準の皮膚の息をすることになる。そして人間が眠ると、意識の宿った幽体(霊魂魄)が肉身から分離し、天地間の光と交流・共感・疎通しながら損傷した光を復元するが、この時呼吸する息が睡眠の息である。他にも人体にある穴は、固有の機能と役割をするために天地間を通じて必要な光と交流・共感・疎通するが、この時呼吸する息が穴の息である。

三つ、《用》の価値観と観点から見た息にも基本的な三つの要素があるが、それは、気道を通じて空気を吸う「気道の息(無形の息)」、食道を通じて穀気を摂取する「食道の息(有形の息)」、そして人間個体の直•間接的な接触を通じて互いの光を交流・共感・疎通する「接触の息(空間の息)」である。この中で接触の息には、二つの種類があるが、男女の陰陽交合による「陰陽接触の息」と人間個体の直•間接的な接触による「個体接触の息」である。そして個体接触の息には、皮膚が直接接触する「直接接触の息(有示)」と意識や精神、感情の交流・共感・疎通を通じて起こる「間接接触の息(無示)」がある。*43*

*43* 一つの光と力、価値が別の光と力、価値と互換・波動・共鳴する状態を「交流」とし、互換・波動・共鳴する行為を「共感」とし、互換・波動・共鳴する現象を「疎通」とする。

このような息には、息の温度があり、この温度が回転を起こして息の波動と圧、力を作ることになるが、これを指して「息吹」と言う。人間の息吹の中で普遍的に知られているのは、気道、肺、横隔膜を通じて行われる気道の息による「気道の息吹」である。これは、まるで《9天道界》を包んでいる《桓風帯》の桓風振動に似ている。《桓風帯》とは、《9天道界》を保護する外膜の外に存在するものであり、濃い栗色を帯びる。空色の竜巻のようなもので、その形態は、立ち上る陽炎やオーロラとも似ている。この《桓風帯》は、《太空》の空間性を維持する基本の力になる。


📖석문사상:石門思想(桓祖 著、石門出版社) 112~115ページ


📌これは、韓国の石門道門の石門出版社で石門道書を正式に日本語に訳したものではなく、韓国で石門道法の石門呼吸をしている私自身が日本人の方々に石門道法を伝えるため、独自に日本語に訳したものですので、文章に不自然なところもあると思いますが、どうかご了承ください。


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