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このブログは、2022年秋に見つかった子宮頸がんの

私の闘病記録です。

Jacky 


 

 

2023年5月初旬。

さわやかな新緑あたたかな太陽の季節。

ゴールデンウィークがやってきました!

 

 

私、ゴールデンウィークに休むのは

かなりひさしぶりでしたクローバー

 

 

仕事と花とフランス語と…

 

 

大学を卒業してから20代半ばまで、

私は秘書の仕事をしていました。

 

 

当時はカレンダー通りの休日で、

定時で仕事を終えたあとは

習い事をしたり、友人たちと会ったり…

 

 

今思うと、ザ・OL。

のんびりした時代でした。

ひらめき 夫と出会ったのもこの頃♡

 

 

その後、結婚を機に退職。

理由は、習い事だった小原流いけばなの道を

本格的にがんばることに決めたからです。

 

 

フリーになった私は、の稽古や研究会。

学生時代に専攻したフランス語

忘れないようにレッスン再開。

 

 

加えて…

元上司の依頼を断り切れずに始めた

グループ会社の派遣の仕事。

さらに、友人の依頼で始めた

美容クリニックの仕事。

 

 

…あれ、なんか忙しい?

退職する前よりも

忙しくなっていました滝汗

 

 

ピンク薔薇

 

 

そんな生活を5年ほど続けて、

体力の限界が…

派遣会社を退職しました。

 

 

クリニック1本に絞ると、

仕事が徐々に増えて…

 

 

さらに、いけばなの先生のお願いで

先生のご主人の個人秘書になりました笑い泣き

 

 

新しい上司は精神科医。

とにかくバイタリティー溢れるひとで、

仕事量が半端ない。

学会や勉強会、講演会のために

睡眠時間を削って

準備することもありました

 

 

ただ、どんなに忙しくても、

いけばなとフランス語は続けました。

 

 

理由は単純。

 

 

好きだったから。

 

 

そして、いけばなを学んで15年目。

フランス語の先生との会話がきっかけで

突然、西洋フローラルアートに目覚め…凝視

 

 

フローリストになるために

フランス留学を決めました。

 

 

38歳でした。

 

 

家族と上司の反対は割愛しますチュー
好きなことややりたいことを目の前にすると

アドレナリンが出まくるタイプです。

 

 

花、花、花…

 

留学して、花の勉強だけに集中できたのは

本当に天国でした。

現地での出会いにも恵まれました。

 

 

フローリストの国家試験に合格して、

つかの間のバカンスのあとは

滞在許可の期限が切れるタイミングで

帰国を考えていました。

 

 

ここで、幸運の女神が舞い降りました気づき

 

 

フローリストの母校の校長先生の推薦で、

地元の企業に就職が決まったのです。

 

 

やりたい、やりたい、やりたい。

 

 

断る選択肢はありませんでした。

 

 

それからはとにかく働きまくりました。

仕事の経験不足や言葉の壁。

40歳を過ぎてからの新しい挑戦に、

悔しい思いをすることもありました。

 

 

でも、あきらめなかった。

 

 

ピンク薔薇

 

 

ようやく自分のペースをつかみ、

周囲から認められていく手応えを感じ、

たのしくて仕方がない毎日を

過ごせるようになりました。

 

 

会社から新しいポストも提案されたし、

休日を返上して

いけばなの仕事の依頼もこなしました。

 

 

まだやれる。



もっとやりたい。

 

 

新しい契約にサインするまで

あと3ヶ月というときに、

子宮頚がんが見つかりました。

 

 

42歳になったばかりでした。

 

 

ここでも家族の反対は割愛しますチュー
ただ、がんが見つかったとき

真っ先に家族の顔が浮かびました。

 

 

▼その頃の私…

 

 

 

 

ピンク薔薇

 

 

大型連休にのんびり過ごしたのは

何年ぶりだったでしょうか…。

 

 

今年のゴールデンウィークは

これまでの生き方を見つめ直す時間

なりました。

 

 

さんざん好き放題やってきた挙句、

がんに…

 

 

手術のために帰国したときは

合わせる顔がない…

たとえ家族でも恥ずかしかった。

 

 

私のわがままを

すべて受け入れてきてくれた家族には

感謝しかありません。

 

 

がんになって、

これからは家族との時間

もっと大切にしようと決めました。

 

 

家族と過ごす時間が増えたこと。

 

 

キャンサーギフトとは

こういうことなのかもしれません。

 

 

大切な家族に贈ります。

いつもありがとう。

 

 

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