北京で起業し香港に住む男のブログ -2ページ目

香港とシンセンが一体化

先日、14年ぶりにシンセンに行った。


マカオの変貌の比ではなく別の都市だった。


もともと、香港ドルが使えたけれど香港が飲み込むのか飲み込まれるのかわからないが、一体化するのは時間の問題だなと感じた。


すると、こんな記事が。


「香港・シンセンメトロポリス構想」


香港の空港とシンセンの空港を高速鉄道で17分で結ぶという。


どういうことかというと、香港とシンセンの空港を結び、香港を外国への窓口に、シンセンを中国国内への窓口にと完全分業体制への構想だ。


現在でもそれに近いが、入境手続きでも一体化する構想のようだ。


そして、もう一つ大きな目玉がシンセン籍市民のノービザでの香港への往来を実現する方向で検討するとのこと。


これで、香港が経済的に更に発展するのだろうが、更に中国の一都市としての位置づけが進みそうである。



「人は有限の生命をもって無限の志望をいだくものなり」

ウィン・マカオが規模拡大へ

香港各誌によると、ウィン・マカオが一時中断されていたカジノ複合施設、ウィン・マカオに最大6億米ドルを追加投資し規模拡大に向けて動くという。


カジノ供給過剰感から一時拡大を見合わせていたが、今年第2四半期の営業収入は前期比15,7%増の3億5,250万米ドルと四半期最高を記録、あわせて営業利益も29,6%増の5,322万米ドルと好調。


マカオの好調な経済の象徴のようだ。


6月に5年ぶりくらいにマカオに行ったが、あまりの変貌に驚いた。


来月もマカオに行きゆっくり偵察してくるつもりである。


それにしても、関西の人には香港やマカオが似合う。


そして、大好きだと思う。


私は関東だからかそこまでのめり込めないけれど、ギラギラしたものがお好きですねえ。


関空からマカオに直行便が飛んだし、ますますマカオはおもしろくなるのではないだろうか。


香港に住む身としては少しさびしい気もするけれど。


それと気になるウィンネタがもう一つ。


ウィン・リゾーツは日本進出を本気で検討しているようで、日本のパチスロマシン製造アルゼと提携した。


日本政府が、カジノ解禁に向けた法案を準備中のようだが、こちらの動きも気になりますね。



「人は有限の生命をもって無限の志望をいだくものなり」



ユーモアは体液

今日は日曜で何冊かまとめて読書ができた。


その中で司馬遼太郎氏の対談集があったのだが、おもしろいタイトルがあった。


「ユーモア」の語源は「体液」。


ユーモアというとイギリス人が代表的な例として挙げられる場合が多いが、もともとはラテン語で「フモーレス」。


人間の体の中の液体、つまり体液を意味する言葉だったそう。


中世の医者は「フモーレス」が無いと生きられないと考えていた。


以前から笑いが病気を克服する源になりうると話題にもなっていたけれど、こんなに古くから認識されていたとは。


もっと古代からユーモアが大切だとされていたのかもしれませんね。


ジョークというのは頭のレベルでの思いつきやタイミングの良さを問われるようで。


ユーモアの場合は相手に対する思いやりが原点だそうだ。


相手のために温かい雰囲気を作りたい、心からのコミュニケーションとしてユーモアは使われるのだとか。


日本人はユーモアが足りないと言われ、私自身もユーモリストとは言いがたいが、夏目漱石の定義では「人格の根底から来るおかしみ」となる。


ユーモアの効能としては、二律背反するもの、語っている人の内部、それから語り合っている人の間にある対立を相手への思いやりの感覚で対立をやわらげてしまうことも。


吉田茂元首相なんかはユーモリストとされているが、人から「お元気ですね」と言われると、「私は人を食べて生きているので」と答える。「人を喰う」とかけているわけで、政治家らしいユーモア。


少し古い話だと、西郷隆盛の弟の従道は、宮中でのある御前会議で、メンバーの一人で毎回理屈ばかり並べる人間がおり、会議が進まない。


そこで、彼が重々しい雰囲気で席に着こうとしたとき、後ろからそっと周り椅子を引いた。そして、皆の前で尻餅をついてしまい、会議がすっかり良い雰囲気でうまくおさまってしまったという。


会議前に尻餅でもついてみるかと一瞬考えた。



「人は有限の生命をもって無限の志望をいだくものなり」