NHKのクラシック音楽館で山田和樹とスイスロマンド管弦楽団の演奏を聴きました。
いつもより30分延長の特別扱いですね。
1967年に来日した時は、散々な批評でスイスロマンド管弦楽団はデッカの録音技術で
レコードではうまく聞こえるだけだなどと言われていました。
今回、聞いてみて「結構いいな」と思いました。山田和樹という指揮者は素晴らしいですね。
まだ1979年生まれということなのでまだ30代ですね。
現在はスイスロマンド管弦楽団はネーメ・ヤルヴィが音楽監督を務めているそうですが、
たった一度、ピンチヒッターで指揮しただけで首席客演指揮者に指名された山田和樹もすごい。
二人がうまく協力すればスイスロマンドはアンセルメの時代のような輝きを取り戻せそうです。
首席客演指揮者就任コンサートで一人のお年寄りが「このマエストロは、若いのに統率力があって凄い。長い間定期公演の会員になっているが、このオーケストラの創設者が退いた後、初めて、この指揮者があの頃のレベルに到達させてくれた。マエストロに伝えてくれたまえ。今晩貴方は、ローザンヌに心の友を沢山得たはずだ」といったとか。
今日聞いた曲ではチャイコフスキーのバイオリン協奏曲が一番印象に残りました。
同い年の樫本大進の熱演もあって第一楽章の終わりに思わず拍手が起こっていました。
このオケの特徴が出ていたのは熊倉大の「ゼロ グラビティ」ですね。色彩感が素晴らしい。
スイスロマンドは最近ふるわないと聞いていたこともあってあまり期待していなかったのですが
最初から最後まで聞いてしまいました。良かったです。
このオケは比較的平均年齢が高そうですね。それに女性がとても多いですね。
若い血の導入が必要かもしれません。
ともあれ久しぶりに2時間半もずっと楽しく音楽を聴けて良かった。
