？？？「安室さん！」
アムロ「何だ？」
スバル「あなたにはやはり裏がある。公安警察の降谷零というのもまた偽りの姿。いえ，正確には公安警察の降谷零は正義の人ではなかったというべきでしょうか？」
アムロ「な，なにを言っているんだ？」
スバル「とぼけても無駄ですよ。やはりコナン君は少々あなたの事を誤解していたようですね」
アムロ「だから何の話だ？」スバル「あの時，あなたは公安警察として犯人を追跡し，警告を行っていました。ですが，わざわざ一旦武器を取りに戻り，しかも中々持ち出そうとはしなかった」
スバル「あれはわざとタイムラグを作ることで，犯人が逃げられる状況を御膳立てしたんですよ。その後に本気の追跡をしても，無意味な状況をね」
スバル「安室さんの心が犯罪組織側にあったと知ったら，世のファン達は何て言うか……もうここまで分かっているんです。何とか言ったらどうですか？」
スバル「安室透。いや，降谷零」
アムロ「僕はアムロ・レイだ。その透とか降谷ではない」
スバル「似たようなものじゃないですか。そこを気にしたらダメですよ」
スバル「という夢を見たんだ」
イクス「な，なるほど……それで実際の安室透は」
スバル「目的の為に違法な手は使っても正義を貫く人……かな」
実際に見た夢はアムロ・レイではなく，ちゃんと安室透=降谷零でした