30歳ぐらいに財務部にいたころに、
金融のイロハを学ぶのに「ナニワ金融道」を読むと良いよと先輩に言われたにもかかわらず、
これまで手をつけられずにいた。
ふとAmazonを閲覧していたときに本作が目に入り、
しかも少し安くなっていたKindle Unlimitedで読めるということで、一気に全19巻を読んだ。
かなり昔の作品のため年代を感じるが、
金融の基礎を学ぶにはとても良い教材であり、しかも楽しみながら読めた。
主人公の灰原君が金融マンとして成長していくだけでなく、
黒い世界に染まっていってしまう様は、なんだか見ていて残念に思ってしまうと同時に、
厳しい世界を生き抜くための力をつけていっている頼もしさもあり、見習いたい気持ちにもさせられる。
本作が「ナニワ金融道」の最初のシリーズであり、この後にもいくつか続編シリーズが出ている。
ただ、続編は元の作者が2003年に亡くなっていることもあって、
少し読んだだけでも作風が変わっているような感じを受けた。
それがどこまで作品の魅力に影響しているかの評価まではまだできていないが、
気が向いた際にぜひ読んでみたい。
