Xで誰かが本作についてツィートしていて、面白そうだと思い、手に取った。
確かに舞台設定は興味をそそるものだった。
「第165回直木賞受賞、究極のクライムノベル!」とのうたい文句にもあるように、
メキシコ・インドネシア・日本を股にかけた裏社会の話である。
主人公であるメキシコと日本のハーフである少年が、
麻薬密売組織の抗争や臓器密売ビジネスに翻弄されながらも、生き抜こうとする話。
アステカ神話における神、黒魔術・黒曜石、生贄などの世界観を織り込みながら物語を展開させている。
このアステカ神話の世界観は、とてもリアルに描けていたように思い、
どのように取材・勉強したのかは終始気になった。
一方で、微妙なスペイン語が度々出てくるのが、素人感が出てしまって残念だったのと、
このようなクライムノベル的なものは、嫌いではないものの、
自分の興味をストレートにヒットするものではなさそうだということが分かった気がした。
