小説が読みたいと思い、本作が直木賞受賞というのを目にして、読み始めた。
なんと、ふたを開けてみたら恋愛小説だった。
このような純愛物語をまともに読んだのははじめてかもしれない。
要は、「生まれ変わってもあなたを愛している」ということ。
何度か断念しようと思ったタイミングがあったが、最後まで読み切った。
この手の話にはあまり感動することもなくなってしまっているが、
自分も結婚相手を探している時期に読んでいたら、涙が出ていたかもしれないし、
とめどなく愛する相手を欲するようになっていたかもしれない。
つまりは、どういう状態のときに、読むかによって捉え方が大きく変わってくる気がする。
生まれ変わりがあっていいし、なくたって良い。
結局は、与えてもらった人生をそれぞれが満足するように生きるしかない。
瑠璃も玻璃も照らせば光る。
