Zorba the Greek(その男ゾルバ)がオーディブルで出ているのをみかけ、英語で聴いた。
色んな本でも紹介されている本だったし、この前読んだ村上春樹の「遠い太鼓」でも、
ギリシャの島で会ったおじさんたちをゾルバと呼んでいた。
いつもの通り、英語だったこともあって、詳細までは話が入ってこなかった。
ただ、このゾルバというおじさんが、語り手(Narrator)にとっての「寅さん」のようであり、
あまり堅苦しくなく、不真面目でも良いから、この素晴らしき世界を楽しもうよと、
色んな事件や愛憎劇がありつつも、人生を学んでいくという話には、懐かしい思いがした。
ギリシャも、この時代の少し前には、周辺国との戦争で大変な時代を経ている。
そのような雰囲気がまだまん延している時に、ゾルバのようなおじさんが、
少し踏み外しているようで、自分たちの「安全地帯」を広げてくれている。
そうしたおじさんたちの踏み外しに、後塵の僕たちはあやかっているのである。
