2013年とやや古い映画だが、ちょうど飛行機の中で観ることができ、
好きなレオ様主演の作品とあって視聴した。
少し前に英語の Audible で聴いたことがあったが、
なんだが掴みどころのない不思議な小説との印象だった。
栄華を誇ったアメリカの光と影を描いたようなイメージ。
読解力の問題もあって、正直なところ、内容を十分に理解できていなかった。
そんな理解力だったから、映画を観て、もう少し理解を深めたかった。
そして、実際に観てみると、あの不思議さがそのまま映像化されているように感じた。
やっぱりそうなのか、とちょっと思えた。
なんだかはっきりしない抽象的な話である。
何が現実なのか、皆が見ているのは幻影なのか、Gatsby は実在するのか。
結局のところ、「幸せとは何か」という普遍的な問いを私たちに投げかけている。
同時に、当時のアメリカ社会に対して警鐘を鳴らそうとしていたのかもしれない。
今(2025年)のアメリカにもちょうどあてはまる話と言えるかもしれない。

