今住んでいる米国北中西部は冬が寒く、

雪も降るため、インドアのテニスコートが豊富にある。

 

料金はピンキリだが、現在メンバーになっているクラブでは、

ファミリーで年間400ドル弱を支払い、1時間半のコート使用料は合計18ドル。

 

他のクラブでは1時間半で40ドルを超えるところもあり、それに比べるとかなり良心的だ。

おかげで、寒い冬でも毎週末テニスを楽しめている。

 

そんなクラブで、ここ数年で顕著に感じる変化がある。

ピッケルボールの台頭だ。

少なくとも2年以上前からその勢いを感じている。

 

テニスコート1面に対して、ピッケルボールのコートは2面確保できる。

そのため、もともとテニス用だったコートがピッケルボール向けに貸し出されることが増え、

テニスコートの予約枠が減少しているのが現状だ。

 

写真ではわかりにくいが、今日も朝からピッケルボールを楽しむ人たちで賑わっていた。

テニスほど激しくなく、気軽に始められるという理由もあるだろうが、

マーケティングの成功も大きいはずだ。

最近はテレビでもピッケルボールの試合を見かける機会が増え、

本当にアメリカでメジャースポーツ化しつつあることを実感する。