はじめて大統領選のテレビ討論会を生でちゃんと観ることができた。

 

予想通り、お互いの事実認識が揃っていないがために、

全く議論がかみ合わない展開。

 

イスラエル・パレスチナ、学生ローン、中絶、移民、銃規制、ロシア・ウクライナ、米中問題、エネルギー、製造業回帰など

多岐にわたった論点が、二人の司会者(男性と女性)によって提示され、

それぞれのスタンス・考え方を示すよう促されるも、必ず両方とも、相手の落ち度を指摘した上で、

主張を終えるため、批判合戦に終始し、議論が成立しない。

 

しかし、バイデンとは違って、両者とも言葉のキレはあるので、

観ている分には面白かったが、これを米国民がどんな気持ちで観ているんだろうと思うと、

残念な気持ちにならざるを得ない。

 

前向きにこの国を、世界を、どのように希望に導けるかの建設的な議論なんて、夢のまた夢である。