日本のネットを見ていると、最近では見慣れた内容だが、Economist誌にも出ていた。

 

「日本で物議を醸すホストクラブのカルト」と題した記事である。

 

自分自身、この領域は何分経験もないし、詳しいことはわからないが、

女性の社会進出が進んだことや、家族やコミュニティの近接性が失われていることなど、

複合的な要因によって起きている現象なのだろう。

 

日本社会の病んだ側面を本記事では心配をしている。

  • 20代後半の日本人女性の60%以上が未婚であり、これは1980年代中頃の2倍の割合。
  • 最近の調査では、20歳から49歳の未婚の大人の3分の1以上が一度もデートをしたことがないとのデータ。
  • 多くの独身女性がホストクラブを訪れるのは、孤独を感じているから。
  • 彼女たちは「日常生活では出会えないような男性」と出会うことにスリルを感じるとホストはマンガやアニメのキャラクターとしても登場し、「日本のポップカルチャーの中の典型的な存在」となっていると、マッコーリー大学の人類学者トーマス・ボーディネットは言う。
  • 昨年の調査では、大久保公園周辺で売買春で逮捕された女性のうち40%以上がホストクラブに行くためのお金を稼ごうとしていた。
  • ボーディネット氏は、多くの日本人にとって「親密さは商品化された形でしかアクセスできない」と懸念。