今住んでいるシカゴでは、皆既日食が見られるが完全ではない(93%)一方で、
子会社があるインディアナ州では、その完全な皆既日食(Totality Eclipse)が見れるということで、
出張と称してインディアナ州に出かけた。
はじめて皆既日食を見たが、すごかった。
皆既日食が進むと、照り付けていた太陽の光が少しずつ少なくなり、
涼しくなってくる。
完全に重なった状態になると、本当に辺りが暗くなった。
異変に気付いた犬や鳥が奇妙に鳴きはじめる。
そして、それまで直視することのできなかった太陽がリング状に光っている。
完全な皆既日食の数分の間は、普段では味わえないような幻想的なひと時だった。
その後、シカゴにいた同僚と会話すると、
シカゴでは完全な皆既日食ではなかったため、あまり普段との違いがわからず拍子抜けした、とのことを言っていた。
Totalityであるか否かでこれほどの違いがあるのかというのも含めて、
インディアナ州までこれを見に来ることができて良かった。
家に残してきた家族には申し訳ないけども、、、