今日は毎月1回のコーチング実施日だった。

 

相変わらず上司とのやり取りがうまく行かない話をした。

 

今対峙している人々は自分が抱える課題の写し鏡という話が本当だとしたら、

上司に対して感じている怒りや困惑は、まさに自分が抱えている課題ということになる。

 

自分が大事にしている価値観(個人の尊厳や同朋や仲間を守ること)が

上司に傷つけられていると感じ、それに対して怒りの感情が湧いている。

 

そういった価値観を持つ自体、良い悪いという話ではない。

しかし、その価値観を他者から踏みにじられたと感じた時に、

どのようなリアクションをとるべきかは、考える必要がある。

今までのように、怒りで表現する必要はない。

なぜなら、怒りを通じて「鬼」である相手に仕返しをして、やっつけたい、ということが自分の目的ではないからだ。

あくまで自分の目的は、目標に近づくためのステップを如何に毎日積み上げることができるかだ。

 

しかし、上司の言動に「反応しない」という選択肢では我慢することになりかねない。

我慢をため込むことはできない。

では、反応の仕方を工夫するということになる。

 

小さい頃に、日本人である自分をバカにされたときに怒りの感情で反撃していた。

未成熟だった小さい頃は怒りでしか表現できなかったが、

成熟しているはずである今は、もっと自分にとって望ましい表現の仕方がとれるはずだ。

その表現の仕方を確立する必要がある。