Uberの運転手とは時々話をする。
先日上司と一緒にUberに乗った際に上司と車内で日本語で話をし、
先に上司が下車した後、運転手が話しかけてくれた。
「何人?」と聞かれて、「日本人」と答え、
こちらも「何人?」と聞き、「アゼルバイジャン人」との回答だった。
昨年グリーンカードが抽選であたり、家族と一緒にシカゴに引っ越してきたようだ。
アメリカには来たばかりで、英語がまだうまく話せない様子だった。
今は Uber の運転手だが、エンジニアになるべく勉強したいとのことだった。
アゼルバイジャンと言えば、首都のバクー、黒海(Black Sea)、石油と知っているキーワード投げかけた。
Black Seaには引っかからなかった。
調べてみたら、アゼルバイジャンに面しているのは黒海ではなくカスピ海だった。
どうりで??な反応だったわけだ。
石油の話でひとしきり盛り上がった後、
目的地の家につくころに、日本も石油は出るのかとの質問があり、
石油は出ないと答えたあと、
日本は技術だけでここまで発展して、尊敬の念しかない、
ぜひ日本に行ってみたい、と言ってくれた。
とても素直なアゼルバイジャン人だな、と思ったのとともに、
このような印象を持ってもらえるような国の価値を如何に棄損させないようにするかが問われている気持ちになった。
