「仮説思考」に続いて、「論点思考」も早速読んだ。
こちらも高松さんの「考えるエンジン」の復習のような位置づけとなった。
ただ、全体的には、「仮説思考」の方がキレが良かったような印象を持った。
- 論点思考の4ステップ
- 論点候補を拾い出す
- 論点を絞り込む
- 論点を確定する
- 全体像で確認する
- 論点思考とは、「自分が解くべき問題」を定義するプロセス
- あなたがいま解いている問題、あるいは、これから解こうとしている問題は正しいのか、他に解くべき問題があるのではないか
- どのような仕事であっても、まず論点の設定から入ることが大事。
- 現象や観察事実を論点と間違えない。例えば「会社に泥棒が入った」は現象であり、論点ではない。
- 本当にそれが論点か、を常に疑問に思う。
- 論点は動くことを肝に銘じる。人によっても異なるし、環境で変化するし、議論によって進化する。
- 論点を絞り込む際は、当たりを付けることと、筋の良し悪しを見極めることが重要。
- 当たりを付ける際は、以下がポイント:
- 白黒つけられそうなところからアプローチする
- 依頼者の関心が低い分野にアプローチする
- なぜなぜを5回繰り返す
- 筋の良し悪しを見極める際は、以下がポイント:
- 簡単に解けそうか
- 容易に実行できそうか
- 大きな効果が短期間で表れそうか