シカゴから東海岸に向かうドライブ中にオーディブルで聴いた。

 

砂糖は欧州における11-12世紀の十字軍によって消費されるようになったものの、

当時はごく一部の人しか手に入れられない貴重なものだった。

 

17-18世紀に入ってから、サトウキビの栽培と砂糖の精製技術が発達し、

それが欧州・米国/カリブ・アフリカにおける三角貿易(カリブでの栽培・プランテーションと米国での製糖、アフリカからの奴隷派遣、消費地となる欧州への輸出)によって本格化した。

 

当時、砂糖の消費量が最も多かったのはイギリスであり、その多くが紅茶に入れて飲まれた。

イギリスでは、それが財力と権力の象徴となっていた。

このようにイギリスを中心とした欧州の貴族向けの嗜好品であった砂糖を

生産するのに必要なサトウキビの栽培と製糖には、多くの人手と労力を要した。

それを担うために米国やカリブに流入してきたアフリカからの奴隷が、今のアメリカを形作っている。

 

様々な経緯の積み上げによって、眼前にある現実があるのかと思うと、

改めて歴史を理解することの面白さや大切さを感じた。

 

 

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