以前、岸見さんのアドラー本は文庫本でも読んだことがあったような気がするが、

最近 精神が安定せず、ちょっとしたことでイライラしたり、

怒りが込み上げてくる自分に落ち着きをもたらしたいと思い、本書をAudibleで聴いた。

 

ちょうど3時間半の運転を要する出張に行く機会があり、

道中、ずっとこれを聴いていた。

 

冒頭部分でアドラーがどういう人だったのか、何を勉強してどういう経緯を辿ったのかという話が続く。

早くアドラーが主張している内容に入ってほしいと思いながら聴いていたせいで、

集中力を失ってしまったのか、結局本書で何を言わんとしているのか、イマイチ掴めぬままだった。

 

唯一、記憶に残っていて、実践すべきと思えた内容は、

「自分と相手の課題を分離して考える」という話だ。

 

自分の人生を生きていく目的の一つに、自分自身の中にある課題を解決するというものがある。

そして、他人の課題を自分がコントロールすることはできないのだから、他人の課題には介入すべきではないと説く。

つまり、コントロールのできる自分自身の課題に集中すべき、ということだ。

 

これは様々な所で主張されている内容である。

これだけが記憶に残っているということは、改めてこの点に自分自身集中すべきだ、というメッセージと受け止めたい。

それが、きっと最近悩まされている精神の不安定性を和らぐ助けになるだろう。