今日はGladiator(テニスの草リーグ戦)の試合があった。

事前に対戦相手の戦績を見ていたら、先のシーズンで対戦した一番強かった若者に勝っていた。

 

実際に会ってみると、細身で体格的な迫力はなかったが、安定したテニスをしてきた。

結果は3-6, 1-6。あっさり負けてしまった。

試合を終えた後、色々と話をした。Siemensで働いているとのことで同業だったことから仕事の話で盛り上がった。

そして、気になっていたオーストラリア訛りを指摘したらやはりオーストラリア人だった。

 

テニスの推薦でフロリダ州立大学(テニスの強豪校)に留学し、そのままアメリカで就職したとのことだった。

また、アメリカとオーストラリアの違いについて聞いたりして、興味深い話がたくさん聞けた。

 

オーストラリアの方がみんな人々がリラックスしていること、町も綺麗で安全なこと。

何よりも、アメリカはカネと競争が生活の中心にありすぎて、メンタリティが合わない、と不満をこぼしていた。

オーストラリアを離れるときは、オーストラリアの世界から隔絶されてしまっている所に嫌気がさしていたが、

今となってはアメリカとの比較で、よっぽどオーストラリアの方が良いと。

そして、家族を持って生活するようなステージに入ったら(現在まだ20代前半)、

オーストラリアが絶対に良いと言っていた。

 

日本人の自分からすると、アメリカもオーストラリアも大して変わらないと思っていたので、今日聞けた話は新鮮だった。

また、面白かったのが、どう聞いてもオーストラリア訛りの彼だったが、それでもオーストラリアに帰ると、「何をアメリカ弁で話してるんだ」と言われるという。

まさに、関東に住んでいる関西人が地元の関西に帰った際に友達に言われるセリフだ。

やっぱりそうなるんだと思って、面白かった。

 

やっぱりアメリカに来て、こうした色んなバックグラウンドの人の話が聞けて楽しいと思えた出来事だった。