自分がこれまで唯一買った絵画。

まだ社会人になったばかりの時期で、ロクに仕事もできず、彼女も中々できず、落ち込む日々が続いていた時に買ったもの。

 

ウルグアイかパラグアイの画家が描いた絵。

ブラジルとアルゼンチンという大国の間に挟まれた国で、必ずしも恵まれた状況を享受できない中でも、明るい兆しを持って生きていくことを表現したのではないか、と画廊の方が紹介してくれた絵だった。

 

ちょうど、自分のその時の心情にマッチした絵だった。

 

今、この絵を眺めてみて、良い絵だなと思う。