アメリカの9%の生徒が私立の学校に通っている。

学費は平均して $28,000/年 (400万円)。

そして、アメリカの有名大学の3割以上の生徒が、私立校の卒業生とのこと。

 

最高裁判決で今後認められなくなる可能性はあるものの、アメリカでは大学入学におけるアファーマティブ・アクション(積極的格差是正措置)があるので、必ずしも裕福ではない家庭の子供も有名大に入学するケースはある。

 

しかし、上記データからは私立で学ぶことで、有名大に入学する可能性を高められることがわかる。益々格差を助長するような仕組みになっているように見える。

 

このような学費を負担できない身分としては、賛同できる仕組みではない。

一方で、有名大に入学することの価値が今後もずっと続くのだろうか。

もっとやりたいこと、得意になりたいことが多様になっていけば、必ずしもどこの大学に通っているかは今ほど重要視されなくなるのではないか。

そういった世の中になっていくことを期待したい。