ご想像の通り、アメリカの食事は期待できない。

シカゴはそれでも都会なので日本、韓国、中華、ベトナムなどのアジア料理は豊富にあり、美味しいお店はそれなりにある。しかし、残念なのがイタリアン。

ここは美味しい!と思えるイタリア料理が食べられるお店にほとんど出会えない。

 

特にパスタは大体にして茹ですぎている。アルデンテで出てきたことが今のところない。

 

ところが、先日ランチで行った会社から車で10分ほどの以下のお店は別格だった。

 

 

写真はピザで、これはこれで本当に美味しかったのだが、注文したパスタも素晴らしかった。アメリカのイタリアンではカルボナーラがほとんどメニューに入ってることがないのだが、ここではカルボナーラ (Carbonara)があり注文。しかし、発音が悪かったのか出てきたのが、Calamarata(イカとトマトのパスタ)だった。出てきた瞬間、こんなの頼んでないよ、と店員とやり取りしたのだが、会社の同僚おじさん4人で来たこともあり、このCalamarataはキープしつつ、カルボナーラも追加で注文。どちらのパスタも美味しかったが、Calamarataは特にアルデンテで絶品だった。

 

ピザもマルベリータと生ハムのプロシュートを二つ注文。こちらも文句なしの味だった。

 

店の雰囲気もイタリアな感じがちゃんと出ているし、料理人も店員もイタリア人で本場の味を再現している。平日に来たこともあってか、お客さんがあまり来ていなかったが、むしろアメリカナイズしていないことのサインなのかもしれない。

こんなにおいしいイタリアンは本当に珍しい。

定期的に来たいし、今度奥さんもつれて再訪したい。