今日は2月4日に公開されたビデオニュースの以下の回を視聴した。

 

今度こそ過去の少子化対策の失敗を繰り返さないために 
ゲスト:山田昌弘氏 
https://www.videonews.com/marugeki-talk/1139

 

1970年代前半に200万人を超えていた出生数もついて2022年は80万人を割り込んだ。

1970年代に2.0を超えていた出生率は、2005年の1.26まで低下。その後 2010年代後半は1.40を超えていたが、コロナの影響から直近では1.27までに下がっている。

 

今回のゲストである中央大学文学部教授の山田昌弘氏は、過去の日本の少子化対策が失敗してきた主な原因として、①未婚化を手当てしなかったこと、②欧米中心主義的発想に立ち、日本社会特有の状況や意識を見落としていたことをあげる。


結婚したカップルはそれなりに子どもを作っているが、問題は結婚できない人が大量に出ていること(未婚化問題)。結婚していない人の多くが経済的な理由をあげる。つまり、育児支援・子育てサービス・働き方改革の前に、格差や貧困の問題に目を向けないと少子化問題は解決しない。

  • 盲目的に欧米の二番煎じではなく、日本の状況にあった対策を考える。
  • 子育て家庭を経済的に支援すると同時に、格差問題に手を付ける。
    • 例えば、雇用保険に加入している正社員にしか与えられていない育児休業の対象を非正規社員や自営業者にまで拡げる制度改革を行

また、この領域は宮台氏の専門領域に重なる部分もあり、以下の発言があった。

  • 親が世間体を気にする風潮は変えることは難しいが、親が口出しをしないことが重要。人は人、自分は自分。親が子供の人生をコントロールすべきでない。
  • 恋愛から得られる経験は重要。
  • 一方で、恋愛や性体験の避けようとする若者が多くなっている。自身のプライベートや内面にかかることを開示することを避けている。
  • 人との深い関わりから健全な感情が育つ。それを避けていては仮に結婚したとしてもすぐ離婚してしまう。
  • マッチングアプリが属性を重視する負の側面がある。
自分の子供達には将来的に、結婚してもらいたいし、子供にも恵まれてほしい。それは自分の希望に止めた上で、あくまで彼・彼女達の意向を尊重する親でありたい。その中でも、人と深く関わっていくことの重要性は何かしらの形で伝えるようにしたい。